旅へ出ると思わぬ場所で思わぬ人と知り合い思わぬ展開になったりすることがある。
今回は一時間ほど早く竹工芸体験教室の会場である丹原文化会館へ着き車の中でお茶を飲んでいるときすぐわきに止まった車の人より”講習会ですか”と声をかけられた。
講師の一人だった。
彼は近くに建つ元酒屋で築100年の古民家を借り竹公房とし創作や発表をしているそうだ。
一見の価値ある建物だというので講習後見学させていただいた。
中へ入るといちばん暑い2時過ぎだったがひんやりと涼しい。
土間はカチカチになった土だ。
客間だった3部屋の襖が開かれはるか遠くで外の光を感じる窓があった。
ここで展覧会もするし9月には京都より数人の落語家が来て寄席にもなるらしい。
帰ってネット検索すると驚いたことに5月に妹のきんかんと行った愛媛県立紙産業技術センターで彼の竹で作ったバッグを見ていた。
愛媛県伝統工芸大賞入賞作品が展示されている中にあっのだ。
今でも竹でバックを作っている人がいるんだと思った記憶がある。
3か月後に当人とお会いできるとは。。。
そのあとわかりづらい場所にあり町を2周してやっと丹原歴史ふるさと館へたどり着いた。
ほとんど訪れる人もない様子で私たちが行くと電気をつけてくれた。
縄文や弥生時代の土器とともに近くにある宝篋印塔の写真の展示もされていた。
その中には野草(イエツァオ)野外教室の会場になる伯方島にある塔の写真もあった。
西条へ向かう途中もたんぼが目立ちもう収穫されているたんぼもあった。
思い出したが古民家を工房にしている人に会ったとき”四国中央市から来たんです”と言ったら”都会から”と答えがかえってきて驚いたが丹原町に数時間いると四国中央市は都会だと思った。
それから毎回野草(イエツァオ)伯方島野外教室へ行く途中たんぼの中の一軒家が島のように思えて(たんぼが海)写していた場所が丹原町のようだとわかったのはうれしかった。
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