”第二木津川口の戦い”がほとんど出来上がっているが仕上げる気持ちにならないまんまキスリングを解いた布で次に作りたいものができた。
6月の第40回野外教室のテーマの一つであった村上水軍関連で大三島に伝わるつる姫伝説のつる姫の恋人で戦いの右腕でもあった越智安成をイメージしたものだ。
解いた布の裂け目をうまく利用したいしひそかにつる姫のイメージも組み込みたい。
裏におオレンジ色の綿布を貼りつる姫辞世の句である”わが恋は三島の浦の空せ貝かなしくなりて名をぞわづらふ”をハイターで書き脱色させた。
キッチンハイターで書いてみたがさほど脱色されないのでわざわざハイターを買いに行って試したが同じぐらいの脱色具合だった。
壮絶な爆死をしたらしい安成をイメージし裂け目に鉄板を組み込みつる姫をイメージした貝やオレンジ色の布をところどころに見えるようにして布に表情をつけるまではできたが糸を使ってひと工夫する作業がなかなかはかどらない。
そのうえ安成を作ればつる姫を作らざるを得ない。
もし作ることができたらセットで展示できる。
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