キノコがすきで食べられそうなのは採ってその都度調べる生活をしているが先日キノコの本を読んでいたらイワタケは地衣類でキノコではないという記事が目に留まった。
イワタケを調べているうち”地衣類の総称”と書かれているのを見たときひらめいた。
イワタケらしきものは山行の時見たことはあるが心動かされるものはなく採る気持ちも食材にしたいとも思わなかった。
でもそのひらめいた地衣類らしきものはほんの身近にありいつも見かけているがイワタケとつながり食材になるとは思わず長年見過ごしていたが”イワタケは地衣類の総称”より食材になると確信。
さっそく採って洗いお皿に並べてみた。
すべてゼリー状だが形はまちまちで同じ形はないようだ。
キノコは菌でできているが地衣類は菌と藻の共生で植物や動物ともいえないらしい。
サッと湯がいたがプリンプリンのゼリー状はそのまんまでかすかに墨のような香りがする。
カツオブシをかけて酢醤油で試食。
ほとんど味はないのでいろんな使い方ができそうだ。
水分を含んでいるとゼリー状だが乾かすと薄い紙のようになるので軽くあぶって粉にして使ってもよさそうだ。
地衣類で採ったことのあるのは高山の木に引っ掛かった状態で生息しているサルオガセだけだったが食べられる地衣類に巡り合い世界が広がった気分だ。
いままで気が付かなかったのに一種類見えるといろんな種類が見えてくる。
キノコ類に加えて地衣類の食材探しが始まった。
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