平家遺跡保存会の真鍋潤さん案内によるハイキングの目的地の一つは重要文化財真鍋家見学だ。
13年の秋、野外教室の作業場として使わせていただいて以来になるが後ろに生える要害の森の木々はとても立派に見えた。
今回は年末より始まった防火施設が完成してのお披露目だ。
室内には工事の跡が見えないが向かいの管理寮には立派な消火施設されていた。
真鍋家の囲炉裏は年中たかれているため煙には反応しない設置になっているようだ。
見学が終わって次の目的地へ向かうとき急に天候が変わり雨が降り始めた。
朝よりコロコロと変わる空模様だ。
次の目的地である生き木の地蔵へ着くころは雨も止んでいた。
何度も来ているが仏様を体内に宿しながらますます貫録がついてくる。
お参りに来る人たちが触るためつるつるだと教えれれ皆で確認した。
土釜神社の由来板も新しく設置されたので見学。
本当は手書き希望だったが一字も間違わずに書くのは無理とのことでプリントにしたそうだ。
切山平家遺跡保存会により常に遺跡はよりよく見学できるように努力されている。
すぐ近くにある土釜薬師は常緑樹の林の中で清らかに鎮座されていた。
予定の見学を終えての帰り道雪がちらつき始めた。
同じ落ちてくる水分だが濡れる感覚がなくまだウキウキするのが不思議だ。
午後からのハイキングでほんの3~4時間だが楽しく過ごさせていただいた。