クラフト展(イエツァオグループによる)初参加の長野和子さんは自然物を使った造形作品とは全く違った素材での作品も持ってきてくれた。
金網シリーズとか。
亡くなられたお父さんが何に使うつもりだったのかわからないものをたくさん集められていたそうだ。
かなり捨てたものの残った中にあった網を使いガラスコップをくるんで花器にしている。
和子さんの手の感覚で曲げられた網のカーブが生き生きと柔らかい。
もっと作りたくて網を買いに行ったが新しい網には味わいがなく作る意欲がわいてこず買わなかったそうだ。
今になって捨てたことを悔やんでると言っていた。
それからがすごい。
海に漂流物を拾いに行ったそうだ。
彼女の目にかなった素敵な流木を使った制作途中の作品も見せていただいたがどう形造られていくのか楽しみだ。