第31回野草(イエツァオ)展の時木の服シリーズを8点作り出品した。
その時作るつもりだったが作れなかった素材が数点ある上会場でながめているうち”わらしくん”と名前が付いた作品がありその時より薄暗い古民家の片隅に飾れば座敷童のように見える作品を作りたくなった。
同じ木の服シリーズだがコンセプトが少し変わってきた。
写真の作品の素材は流木で何度向かい合ってもデザインが出来ず第一回木の服シリーズではあきらめたが座敷童をイメージし向かい合うと少しづつでき始めた。
それにしても皮が剥がれて白い木肌になるほど長い間海に漂っていたにもかかわらずたくさんの枝が付いたまんまの状態が保たれている。
”クモスケクン”とした。
薄暗い古民家の少し高めの棚においてみたい、
高さ27センチ、巾30センチ。