アカメガシワは草並みにどこにでも生えすぐ大きくなる。
アッと言う間に大きくなり去年切り倒したかったがヤマノイモが巻き付いていたので2メートルぐらい残して切ったがその先あたりからぐるりと枝が芽吹き伸びた。
隣の敷地まで伸びているので又50センチほど切った。
下には巻き付くものをさがしてヤマノイモのツルがのたうっている。
次の日行くと切り口から樹液が出て残った木が濡れている。
次の日も同じように濡れていた。
切らなければ先にあった枝葉が茂るためのものだと思うと悪いことをした気持ちになる。
それにしても2日間も同じ状態で樹液が出続けている。
以前花を咲かせる少し前に切り倒された桜の切り口から樹液が出ているのを見て桜の涙のように思ったことがあったし日光へ行ったとき林の中で誰もいないのに音がしていると思ったら切り口から樹液がしたたり落ちている音だった。
その時もかわいそうにと思ったが畑の木は切っても供養というか役に立ててあげられる。
切った枝の大きな部分は皮を剥いで作品つくりの素材にし、ぐるりと芽吹いた細い枝はヤマノイモのツルの支柱となるようにした。