東宮山古墳あたりは古墳が多いが長年の年月で周りの自然と同化している。
講師の先生に教えていただかなければわからなかっただろう。
それでも小山を残し周りを田起こししているのを見ればもしかして古墳かと思う場所もあった。
石棺もちらっと見えていた。
後ろの林も古墳だ。
右側のこんもりとしている場所も古墳。
古墳はお墓。
死ねば土にかえると言うが食物を育てる土になっている古墳もあるだろう。
人家をはさんだ左右の小山も古墳。
この辺りには池が多い。
それだけ稲を作るための水が乏しかったらしい。
近代になるが水を巡っての壮絶な間の戦いの後も石碑に残されていた。
年代を感じさせるお地蔵様も数か所で見かけた。
めんめんと戦ったり祈ったりの人間の営みが伝わってくる場所だった。
金生町生活がもうすぐ8年目になるが知らなければいけないのに知らない場所がたくさんあるとつくづく思った。