切山平家遺跡保存会の真鍋潤さんの案内による午後からのハイキングはよく行く大谷山だ。
季節々にいろんな表情を見せてくれ何度訪れても楽しませてくれる。
なれたコースで余裕もあり思い思いにワラビを採りながら頂上へ着いた。
おもちを作るとき使うサンキライの葉を集めていた男性もいて奥さんへのお土産だがおもちを作ってくれとのサインだろう。
507メートルの頂上は日差しがきついが少し下れば木々に覆われひんやりと気持ちがいい。
低い山だが眺めはとてもいい。
手前より天狗森、木峰、金見山と以前案内していただいた山々がこんもりと緑をまとって美しい。
切山の人たちが御影石を担いであげ、作ってくれた歩道はあるが山腹に車道や送電線がなく昔ながらの風景だ。
今回初めてハルゼミの鳴き声を聞いた。
ウグイスの声を聴きながらセミの声が聴けるとは思ってもなかった。
松林に生息するセミらしい。
松林限定でほんの2か月ぐらいの間でそれも天候により鳴き声が聞こえない時もあるだろう。
貴重な鳴き声を聞けたハイキングだった。
ヤマツツジの花も咲き終わり園芸種の街路樹の花の盛りも過ぎようとしているが思わず出発地点まじかで鮮やかな色合いの懸崖作りになってしまったツツジに出会えた。
行く時は気が付かなかった。
帰りに採集しようと思ったのにどうしても見つからなくて採集したかった植物が採れないことがよくある。
又いろんな発見があったハイキングだった。