クラフト展(イエツァオグループによる)の期間中ほとんど外へ出ないが草木の動きはわかる。
動きを確かめたくて終わった翌日出かける用事もあったが城山公園へ行った。
ヨシノザクラは早々と散り始めていたが山桜は満開。
城山公園の桜は瀬戸内海をバックに咲いている場所が多いので見ごたえがある。
そのためか可愛そうに椿はかなり剪定されている。
月曜日なので人もまばら。
勢いよくやってきた半袖の女性が”ウワー最高”と歓声を上げて喜んでいた。
地元の人ではなさそうだ。
聞いてみると北海道から車で四国観光をしているご夫婦だった。
半袖姿も歓声の意味も納得。
古いものが好きだと言うので仏殿城の室町時代の石垣跡を案内したり北海道と四国の情報交換しながら散策。
たくさん芽吹いているツワブキを見て新芽を採って帰りたいと言っていた。
御主人が鹿児島の人で鹿児島からよく送ってきていたが北海道には生えないらしい。
会ったのは10時過ぎだったが別子銅山のマイントピアへ行き今治タオルを買って帰るそうだ。
早々と彼らは城山公園を後にしたが私はいつものコースへ。
19歳の時上海事変で戦死した叔父にあいさつに。
戦没者記念碑に書かれている名前を指でなぞってきた。
すぐ近くのモミジは新緑で地味な花だが花盛り。
すぐ近くで華やかに赤い芽吹きのデショウジョウは今一つ最高の色ではなかったがきれいだった。
クラフト展(イエツァオグループによる)の期間中はやっぱしハレの時間、この時間があってこその日常だがいい具合の転換には植物たちと向かいあうのが良いようだ。