会場に生けている花は野山で採集したものだ。
今回は内村セツ子さんの7回忌も兼ねたクラフト展(イエツアオグループによる)なので彼女が好きな桜を生けたかった。
早咲きの山桜を期待して行ったが咲き始めたばかしの山桜が私の手の届く場所で咲き始めていた。
高い場所で咲いていることが多いのに。
セツ子さんが一緒に来ていると実感。
そばに飾っているセツ子さんの作品”天空のあわいで”でのピンク部分はお母さんをイメージした桜を表現している。
黄色は菜の花でおばさんを表現。
初日に高知から来てくれた人が高知側は咲いていたのに愛媛へはいると咲いてなかったと言っていた。
3日目に満開。
一緒に生けているウラジロの新芽はセツ子さんが好きだったのを生けた後で思い出した。
セツ子さんが生けたようだ。
生けたかったヤマツツジの花は咲いてなかったので新緑を生けた。
バックが第35回野草(イエツアオ)展のときの作品でオレンジのナイロンネットを使った”越後獅子”。
オレンジ色はヤマツッツジの花の色だ。