雨続きの中運がいいことに第2日曜日の午後からの切山ハイキングの日はかろうじて雨は降らず。
雨続きにびくともせず鮮やかに嬉々として輝いている緑の苔。
雨のお陰で苔はきれいだった。
子供のころは山奥にあると思っていた切山から私が住む金生町からは見ることができない瀬戸内海が見渡せる。
昔からの言い伝えだが沖がすいていると曇っていても雨が降らないそうだ。
その日は沖がすいていて瀬戸内海がよく見え安心した。
切山は香川県との県境にある。
県境の香川県側の車道わきに突如明治時代に作られたお地蔵様が現れた。
奈良時代の南海道の一部だと言われている香川県側の旧道沿いにあったのを時代に合わせ車が通る車道に移し再び道案内の指導票として働いてもらうためのようだ。
左いよみちと書かれている。
今回はその旧道を歩く。
お地蔵様を移転させた人たちによってか旧道はきれいに整備されていた。
お地蔵様がいた場所に立ち説明するリーダー地蔵?。
旧道沿いには自然木をうまく利用したユニークな道しるべが設置されていた。
道沿いにこの辺りの水道源である唐谷池があり水が越えていく堤にはなぜか色鮮やかな小さな落ち葉が絡まり皆の目を止めた。
車道に出た場所が今回の終点で副リーダーによるハーモニカ演奏で合唱。
今回もタイムリーなたなばたさまやうみ、海の楽譜を用意してくれていたが”うみ”の歌詞を書く。
うみはひろいな大きいな つきがのぼるし日がしずむ
うみは大なみあおいなみ ゆれてどこまでつづくやら
うみにおふねをうかばせて いってみたいなよそのくに
車道には初めて見る薄紫のセイヨウニンジンボクの群生に感激。
リョウブの花は期待通り満開状態の木が多かった。
コロナ騒動を完全に忘れさせてくれたありがたい時間を過ごすことができた。