見下ろすとギャラリー作唯の花壇のヤコウボクが傾いている。
この木は亡くなったセツ子さんのお見舞いで上京したとき庭の木の枝をいただき挿し木した。
大事な記念樹なので鉢植えにしていたが畑に降ろすと枯れてしまった。
その時セツ子さんが畑ではイヤだと意思表示したと思った。
こんな時のため妹のきんかんにも育ててもらっている。
それを挿し木したのを去年移植した。
やっぱし画廊の花壇が気に入ったようで真冬でも落葉せず咲くことはできなかったがつぼみをつけて越冬した。
暖かくなり急に伸び細い枝にたくさんのつぼみをつけた。
張り切りすぎたのかつぼみの重みに耐えかね傾いた。
あわてて矯正する。
沢山つぼみが付いている。
夕方になると咲き濃厚な香りを漂わせる。
二階の窓を開けていると香りが漂ってくる。
香りを楽しんでいたのに雨つゆの重みに耐えかね一枝が折れてしまった。
人騒がせなセツ子さんとソックリ。