5月、念願の牧野植物園へ行くにつき隣接の竹林寺で秘仏本尊文殊菩薩特別ご開帳があるのを知り行く。
見学後にいただいた紙製の文殊菩薩像は山小屋にいらっしゃることになっている孔雀明王さま、セイザエモンサン、セツ子さんとともに山小屋にいていただくことにした。
菩提心曼荼羅結縁お写経のおさそいの資料もその時いただいていた。
帰ってすぐ写経に参加したいと思いすぐ申し込む。
6月1日にはもう書いた写経を発送した。
その後ネットなどで文殊菩薩のことを調べるがいまいち踏み込めない。
文殊菩薩は知恵と慈悲の仏様と言われている。
先日何か手掛かりがないかと図書館の仏教コーナーを眺めていると”慈悲と空の物語”の題名が目につき借りてくる。
その時維摩経の文字は見えてなかった。
文殊の知恵といわれるのはお釈迦様の高弟たちが嫌がる維摩居士のお見舞いに文殊菩薩が行ったことに由来するのを忘れていた。
読み始めると維摩経はその時の文殊菩薩たちと維摩居士のやり取りが内容だった。
それがわかった時よりもうこれは野草(イエツアオ)展のテーマにさせていただけるのだと思う。
第38回野草(イエツアオ)展の時のテーマが孔雀明王になったのはコロナ禍の中、科学一辺倒と思われる政策に疑問が生じた。
仏教の教えの中に何か解決法がありそうで巡り合ったのが孔雀明王だった。
”慈悲と空の物語が書かれたのは2021年。
ステイホームのころだ。
著者の釈徹宗は宗教者として仏教の教えの中で維摩経にコロナ禍を乗り切るヒントがあるとの思いから書いたと思われた。
どんな作品を創作させていただけるのか?。。
紫色のブッドレアとピンク色のオシロイバナと写す。