野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

皇居前広場へチョト

2006-10-13 14:47:16 | 日記・エッセイ・コラム

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ほんの2週間前赤い彼岸花の特集をしていたのにもうきれいな色の葉が10センチぐらいに伸びていた。

見つけたのは皇居前広場の片隅。

人知れず来年に向かって活動しているのかとエールを送っておいた。

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ここは皇居前広場。

よくバイクで通るが散策したことがない。

複合機メーカーを訴える為の書類を持って簡易裁判所へいくだけだと損をした気分になるので東京観光のひとつとして皇居前広場散策を計画した。

着いたのは8時だったので人影は少なく程よく刈り込まれた黒松のあいだにはのびのびとけやきの大木が植わっていたり、ただベンチがあるだけのひろびろとした気持ちのいい場所だった。

ベンチに座り優雅に本を読んでいる人がいたので私も裁判所に提出する書類を読み返してみた。

こちらは丸の内側で道路を挟んで皇居の続きの広場にはベンチはなかった。

9時に簡易裁判所に着き2ケ所で相談を受け裁判所をでたのは11時20分。

アッ言う間に時間が過ぎていた。

小額訴訟で審理、裁判が1回で終わる訴訟の手続きをしてきた。

1ケ月後に裁判が行なわれるまで何も考えないで23回野草展にむけて創作できる状態になった。

帰りは皇居の三ノ丸尚蔵館へ寄る計画だったが時間切れ。

先日友達より新米が送られて来たのでご飯に酒盗を混ぜたのを肴に果実酒を飲もうと酒盗を買って帰ったら12時だった。

昨日は一日書類作りで終わった。

ガンバラナケレバ!!!。。

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23回野草展にむけてNO5

2006-10-12 19:58:58 | アート・文化

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タペストリーは幅80センチ長さ150センチ位の物を作ります。

幅は下まで同じになるように細工したのが色つきコルクとミヤコザサの茎を使った部分です。

ロープが波にもまれながら面白くほどけたところは見せ場???にするところだと思い、ほどけ方を殺さない様にカラムシやアカメガシワの皮でしばりました。

縦糸は位置を固定させる為5本上から通しました。

もっとロープを拾っておけばよかったとおもいましたが間にあいません。

素材は多めに無いと不安です。

あれこれ工夫しているとすぐ時間は過ぎていきます。

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だいたいのものは入りました。

きっちり止めたり抜けない工夫をしたり、バランスを考えたり、タペストリーなのに置いて作っているので掛けてみてどうなるか?・・・

これからひと頑張りです。

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花を生ける教室NO12

2006-10-11 18:18:47 | アート・文化

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こでまりさんの作品ですが部分です。

今日はマテバシイとクヌギの実を持ってお稽古に現れました。

木の実が落っこちていると拾わずにはいられないそうです。

丸いクヌギの実は落っこちたらすぐ拾はないと土に接触したところが汚くなると言っていました。

左側に伸びている実はタカサゴユリです。

先月大倉で採集してきたのですが、花の冷蔵庫の中でも大きくなったみたいです。

この実がはじけイッパイ詰まっている種が飛び散ると山の急斜面や野原で群生して咲いてる状態になるんだと逞しさを感じます。

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さくらさんの作品ですが部分です。

こでまりさんが拾った木の実とともに大事そうに抱えてきたのはシラカシの実付きの枝です。

数年前よりこでまりさんのご主人より野草教室へのプレゼントとして毎年この時期になると届きます。

去年は小さい実がイッパイ付いていたのに今年は少し大きい実が少なめに付いています。

さくらさんは上手に生かしてくれました。

枝豆の原種のツル豆も面白く写っています。

水揚げのとき落とした葉は染色に使うとやさしい茶色になります。

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北の丸公園へチョット

2006-10-10 20:18:47 | 日記・エッセイ・コラム

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ここは北の丸公園にあるとても気に入っている場所です。

小川のせせらぎの音が聞こえ回りは落葉樹で小鳥のさえずりも聞こえ近くまで寄ってきます。

今日はここで15分過ごせました。

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この平らな石のテーブルは3メートル位あります。

どんな所から運ばれ何に使われていたのかといつも眺めます。

この石がある場所へくるのは年2回桜のころとシイの実が拾えるころです。

今回は枝が大量に切られていたためかシイの実が拾えませんでした。

北の丸公園はいつも配達の途中に立ち寄るのであまりゆっくりすることはありません。

今日も壊れた代替機を2台も送ってきた複合機のメーカーを相手に訴訟を起こす気になり簡易裁判所に電話したところ会社を相手にするなら登記簿の写しが必要だと言われ法務局の住所を調べたら北の丸公園の向かい側だったのです。

今日は気持ちの良い秋晴れで8時には北の丸公園に着きいつものコースを歩いてきました。

私にとっては法務局も簡易裁判所も何か起こらないと行かない場所です。

良い天気のせいか東京観光のような気分で初めていく2ケ所をバイクで回ってきました。

清里教室が終わり野草展の制作が始まると同時に起こったこのゴタゴタ事件。

ウヤウヤにすると制作できない気持ちになりそうで、具体的に時間がなくなるよりその方が怖くて決めました。

作品にはその時の自分がでます。

どんな23回野草展になるか・・・・・・・・。

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23回野草展のDM作りで起こった事

2006-10-09 11:28:09 | 日記・エッセイ・コラム

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23回野草展のDMに使う写真です。

今年の式根島教室でトウジンズシロへいく小道の途中、自然環境が厳しいのでしょうダイナミックな動きの木が多く、青池で採集したロープ、仲間より借りたネッカチーフで作りました。

後ろの木なぞと共に全体が楽しそうに踊っているみたいに写っているのがきにいりました。

野草展のDMはいつも清里教室の前に仕上げます。

帰ってすぐ11月の野草展の準備にとりかかりたいからです。

今年の清里教室は9月8日~10日までなので一週間前より4月に買った複合機ではじめてのDM印刷を始めましたが手間取り写真印刷は2日がかりで出来たものの表の印刷が出来ません。

メーカーへの電話は通じず販売店より連絡を取ってもらった電話でのやりとりで壊れていると判断され代替機が送られて来ることになりました。

6日に代替機が送られて来たのですが接続に手間取り20時ごろ印刷したところ又出来ません。

7日は清里教室の前日でゆっくりした気分で過ごす日です。

7日の朝9:30分又販売店より連絡をとってもらった電話でのやりとりで代替機も壊れていると判断されました。

その後色々と腹立たしいことがありましたが、修理の責任者の確実に印刷できる機械を持っていくという言葉を信じ6:30分といういつもなら帰っている時間の約束をしたのに機械が来たのは6:50分で、セットして印刷してみるとその機械も又印刷できないと判断されたのです。

店を閉めたのは8:20分でした。

その日は何度もこんなにイライラと腹立たしい気持ちで過ごして明日の清里教室は開けるのかと不安になりました。

野外教室は海や山と自然に恵まれた場所での造形教室なので朝の5:30分起床から始まる一日は楽しく和やかに進むのですが全員ものを作り出す気持ちで来ているので真剣勝負の一日です。

メーカーのいい加減さと無責任さの為2台もの壊れた機械を送りつけられ印刷も出来ぬまま、又大事な一日を怒りと腹立たしさで過ごす羽目になったのですが、8日の日は仲間のおかげで楽しく始まりました。

でも9日の朝起きると声が出なくなっていました。

初めての体験です。

声が出ないだけで他に異常はあありません。

それでも清里教室はそれぞれが次に重ねられる成果をもたらし無事終える事ができました。

帰ってもメーカーとのごたごたが続き野草展への準備はスムーズに進みませんが、作品を作るということは日常起こる事を糧に作ると考えているので、この状態を受け入れながら作ります。

  • 23回野草展の日時
  • 2006年11月20日(月)~26日(日)
  • 10:00~20:00 (最終日18:00)
  • 場所   花の店 野草
  • 住所   文京区千石1-6-17
  • 電話   03-5395-0548
  • 最寄り駅 都営三田線千石駅A4出口3分

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23回野草展にむけてNO4

2006-10-06 18:50:13 | アート・文化

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タペストリー作りの素材選びをしました。

去年の「魚網のタペストリー」で使った網を拾った式根島の青池で今年はロープを意識して拾いました。

直径2.5センチのロープが面白いほどけ方をしているのを使うことにしました。

5月の式根島教室でもいろんな作品に使ったロープです

細い茎は清里教室での「的」の作品作りのとき使ったミヤコザサの茎です。

コルクも使います。

藤豆は2000年瀬戸内海の大三島で採集してきたものです。

グレーだったのですが少し茶色がかった良いグレーになっていました。

トチの実の殻とお茶の実とを揃えました。

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今年もさんざん遊んだアカメガシワの皮です。

紐代わりに使うカラムシの皮が少なくなった代用に、又籠を編むのにも使いたいと思って採集してきました。

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アカメガシワを使った作品の部分ですが、水に浸し柔らかくするとかなり自由に形作れます。

ツル類とは又違った表情がでます。

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生けて生まれる美しさNO3

2006-10-05 17:43:32 | アート・文化

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川原へ採集に行った。

オギの白い穂もなびいてもう秋の風情だ。

オオケタデを採集したらツルマメが絡まっていた。

よくみるとイッパイ生えている。

ツル同士が絡まって一塊になっているとほどくのが大変だが枝に絡まっているのはほどけやすい。

可愛い実に水が揚がるように葉はほとんど取った。

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ツル植物を生けたいと思って作った花器に生けてみた。

ツルマメは枝豆の原種らしい。

3センチぐらいの実だけど豆はしっかり入っている。

一握り湯がいて食べてみた。

5ミリぐらいの小さな豆だけど歯ごたえも味も枝豆と似ている。

昔昔人間はこの豆を時間をかけてゆっくり味わっていたのかしらと思たりした。

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アズキの原種のヤブツルアズキで、9月に大倉で撮影したものです。

グリーンの棒状の実がサヤインゲンを連想させるのでさやごと湯がいて食べてみると、筋もなく同じように味わえた。

実の入ったさやを開いてみると黒いアズキそっくりの小さな実がでてきた。

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23回野草展にむけてNO3

2006-10-04 17:18:40 | アート・文化

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一枚の布になったキスリングを眺めていると右側のハトメ穴とバランスを取る為に布をほどきたくなりました。

ほどいた糸は厚い布になってた糸なのでしっかりしているうえ、後染めなので糸に濃淡があり面白い使い方ができそうです。

コルク栓は布と同系色にならない色でペインティングしました。

厚い布なのでタックを取ると面白い表情が出ます。

タックを留める素材としてコルクせんを使いました。

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コルク栓にはアルミ線を打ち込み、布を面白くするいろんな役目をあたえました。

ほどいた糸はカラムシの繊維と一緒に使い、植物を束ねるのにも使いました。

キスリングの時使ってた留め金類もどうしても組み込みたかった貝類と一緒に束ねた植物達を留めています。

もう後少し厚みを出す為ひと頑張りです。

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マテバシイの実届き始める

2006-10-03 19:37:15 | アート・文化

お客様で11歳の時から短歌を作っている今86歳の人がいる。

仕事??は近くを歩き短歌の題材を見つけることだ。

4年位前より毎月同人誌を持ってきてくれるので読んで感想を言う。

もしかしてたいへんな人に何にも短歌のことを知らないで勝手なことを言っているのではないかと思うが、読ませてくれるお礼としてそれしか思い浮かばない。

私は彼のことを「童謡歌人」と呼んでいる。

去年の今頃もマテバシイの実を毎日届けてくれた。

店のシャッターが閉まっているとシャッターの前に並べてある。

去年の実は大きく立派だったのに今年の実は小さい。

彼が言うには小さい実の時は不作だと。

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去年の立派なマテバシイの実で作ったストラップです。

魚網や染めた糸を使って編みました。

携帯電話を持ってないのでストラップの通る穴の大きさもわからず右端のストラップのように大きく編んだものもあります。

でもそれは蛍光灯を引っ張る紐として使いたいと買ってくれた人もいました。

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2005年「正月飾り展」に出品しました。

マテバシイの実にワイヤーをくっ付け、ハンの実、ショウブの実、アワを草木染めの布で編みこみ色付けしたサワグルミを銅線で作ったSカンで引っ掛けました。

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2005年の「正月飾り展」に出品したものです。

一番したの実は開いてない松ポックリです。

染色した紐にマテバシイと色付けしたサワグルミを通しました。

1999年より仲間達と「私の正月飾り展」と称して身近な素材で、一年の幸せを願いながら作った正月飾りの展示即売会を12月26日~31日まで開いています。

参加希望者は一年を通じこの発表会の素材集めを心のすみにおいて暮らしているみたいです。

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魚網のタペストリー

2006-10-02 20:26:25 | アート・文化

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野草展は1997年14回展より野草(イエツァオ)の店で開いています。

その時より店前面のガラスに毎年新作のタペストリーを飾り次の野草展までおきます。

2005年22回野草展でのタペストリーは式根島の青池に流れついてたエンジ色の魚網です。

式根島教室でも風になびくのを作品にしたり岩や流木と組み合わせたりとさんざん遊んだ後持ち帰ったものです。

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去年は今年のきふじさんからのコルクのようにマテバシイの実が大量に届きました

あまり一般的過ぎて自分では採集しなかったものですが、私にあげようという相手の人の気持ちが加わると今までのマテバシイとは違ったものになります。

イッパイつかいました。

シイの実を止めているのは和紙ですが、それも栗の渋皮煮をした時の汁の色があまりキレイで何かに使ってくれと持ってきてくれた人がいてその汁で染めた物です。

シイの実と一緒に和紙でとまっている動きのある実はこぶしの実です。

2004年の台風での山崩れを止めた逞しい木の実です。

左上のエンジ色の石は2000年、三宅島の噴火石です。

2005年帰島が始まり行けるようになると、島に行くことが応援になるんだとのおもいで行った時、拾ってきたものです。

去年もいろんな人の気持ちと思い出の素材でタペストリーは作れました。

今年はどんなタペストリーが出来るか心配ですが楽しみです。

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23回野草展にむけてNO2

2006-10-01 17:25:34 | アート・文化

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キスリングをほどいた厚い布とコルク栓は決まったものの、やっぱり植物を入れたいと思い始め探したら使いたい植物が色々でてきた。

左下は大倉で採集してきたムラサキエノコロ、次の紫色のイネ科植物と白っぽいチモシーグラスは清里、大量に有るのは蔦島で採集したハマエノコロ、

黒っぽいのはあやめの実で9月採集、上に乗っているグリーンっぽい実は7月採集のあやめ。

もう一種茶色の実はシラン

夏帰省した時国道沿いで捨てられているのを持ち帰りました。

私はよく11月に開く野草展のDMに「私のお祭りです」と書きます。

採集した草達を眺めながら本当に収穫祭だと思いました。

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左は9月清里で採集したアブラガヤの穂です。

清里教室で「的」の作品で使ったのを持ち帰りました。

右はカラムシの皮です。

2005年夏帰省した時、剥いで持ち帰ったものです。

布に織る繊維を取るときは蒸して剥ぐらしいですが、蒸さないで剥ぎました。

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波と砂で造形された迫力のある貝達です。

三宅島、式根島、蔦島、その他の海岸で潮風を浴びながらふと心にとまった貝を採集するのは無心になれる貴重な時です。

草達と合わすには少し白っぽ過ぎるので柿渋で染めました。

これらの素材がキスリングだった布とコルクと共にどう組み込まれていくのか不安ですが楽しみです。

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