① ウクライナ戦争はロシアの望み通りに終わる、
言い換えれば反転攻勢は成功しない
世界に第三次世界大戦の火種が広がってゆ く。
② ガザはイスラエルに飲み込まれるが、体制の異なる
世界に生きている異物(国民)を 飲み込んで、
余計に、イスラエルは苦しくなる。
③ 2046年前後、英米同時崩壊して資本主義が終わり、
内乱内戦の時代に突入 して、最低数十年は世界に
君臨できず、その間にロシアはウクライナの領土を
さらに奪い、 ウクライナを内陸国家化する。
④ 英米の崩壊後は、独・伊・東欧はロシアと仲直りして、
エネルギーをロシアから 買い続ける。
⑤ 仏も2059年前後に革命が起こり、
西欧資本主義は全て大崩壊する 。
⑥ 後ろ盾のなくなったイスラエルは、周辺国アラブの
圧力に負けて、パレスチナ人を 全面的に解放して、
シオニスト・ユダヤの国イスラエルは崩壊する 。
⑦ パレスチナは、3つの宗派の平和的共存の場(象徴 )
となる。
⑧ 今回の世界大戦で崩壊する帝国は、英米帝国、仏帝国等
の西欧資本主義諸国となり、歴史に大断層が生じる。
⑨ 世界は幾つかの強国が乱立する世紀へと突入して、
世界戦国時代 と呼ばれるようになる。
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ガザ戦争でアメリカは信用を失い、EUは弱体化、漁夫の利を得るのは「意外なあの国々」
11/16(木) 12:30
失われたアメリカの情報・判断力への信頼、民主主義国連合の亀裂。居直った中国とロシアがグローバルサウスを取り込み、世界の多極化を狙う
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ハマスによる越境攻撃への報復として、イスラエル南部の境界付近からガザ地区を砲撃するイスラエル兵(11月6日) AP/AFLO
今回のガザ戦争、その余波はどこまで広がるのだろう?【スティーブン・ウォルト(国際政治学者、ハーバード大学ケネディ行政大学院教授)】 【アニメで解説】「来ないでほしい」がエジプトの本音...ガザ避難民流入をなんとしても避けたい理由
私見だが、悪しき地政学的展開が起きても、たいていは逆の好ましい力が働いて均衡を取り戻し、世界地図で見れば点のような場所で起きた出来事の余波が遠くまで広がることはない。危機や戦争が起きても、たいていは頭を冷やしたほうが勝つから、その影響は限定される。
だが例外はあり、今回のガザ戦争はそうした不幸な例外の1つかもしれない。 もちろん、第3次大戦の瀬戸際だと言うつもりはない。これが中東全域を巻き込む紛争に拡大するとも思っていない。 その可能性は排除できないものの、今のところ、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラも、イランやロシア、トルコなどの周辺諸国も、直接的に首を突っ込もうとはしていない。
アメリカ政府も、局地的な紛争に抑え込もうと努力している。戦域が拡大すれば損害が大きくなり、危険も増す。だから私たちは、その努力が実ることを願う。 だが、たとえ戦闘がパレスチナ自治区ガザ地区に限定され、遠からず終結するとしても、その余波は世界中に広がる。 その影響はどんなものか。 答えを探るには、イスラム組織ハマスによる奇襲攻撃が始まる10月7日以前の地政学的状況に立ち戻る必要がある。
まずアメリカとNATO諸国はウクライナで、ロシアを相手に代理戦争を繰り広げていた。 目標はウクライナを支援し、ロシアが2022年2月24日以降に占領した土地を取り戻すこと。ロシアを弱体化し、二度と似たようなまねができないようにすることだ。 だが筋書きどおりにはいかなかった。
今夏の反転攻勢は行き詰まり、軍事面ではロシア側が徐々に勢いを取り戻しているようで、ウクライナ側が領土を取り戻す可能性は遠のいていた。 これに加えて、アメリカは中国とも事実上の経済戦争を繰り広げていた。半導体やAI(人工知能)、量子コンピューターなどの先端技術で、中国が覇権を握るのを阻止する戦いだ。 【対中政策の行き詰まり】
アメリカ政府は中国を、最大の長期的ライバル(米国防用語では「基準となる脅威」)と見なしている。 ただしジョー・バイデン大統領率いる現政権は対中制裁の対象を絞り、「小さな庭に高い壁」を築くだけだとし、それ以外の分野では協力を維持したい意向を示していた。 だが現実には、小さな庭は大きくなるばかり。いくら高い障壁を設けても、一定の先端技術分野で中国が台頭するのを阻止するのは不可能という見方が強まっていた。