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去年11月、
世界を揺るがす金融事件が
大きく報じられていたのですが、
覚えているでしょうか?
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画像:日本経済新聞 [仮想通貨交換大手FTXが破産法申請]
記事の中身は、
世界第2位の暗号資産取引所
FTXが破産したというもの。
米国株投資で
世界第2位の取引所と言えば、
アップルやアマゾン、エヌビディアなどの
有名企業が取引されるNASDAQ。
それほどの大手取引所が破産した
という一大ニュースです。
ある日突然アップル株の
売買ができなくなり、
投資した資金も返ってこなくなる。
そう考えるとこの事件の恐ろしさが分かりますね、、、
CNNによると、
この事件の被害を受けた
可能性のある投資家は
世界中で推定100万人にものぼる
と言われています。
そんな“一大事件”を
引き起こしたのは、、、
世界第2位の大手取引所
FTXの創業者
バンクマン・フリード氏。
彼は同社が破産する
きっかけとなった財務改ざんや
出資者を資金を騙し取った疑い、
そして投資会社の損失補填などに
顧客の資産 1兆4000億円以上
を使用した疑いなど
計7つもの容疑にかけられました。
アメリカ史上最大級の
金融詐欺を行ったバンクマン氏ですが、
今年11月2日に彼の裁判が終了。
判決結果が明らかになりました…
・アメリカ史上最大級の金融詐欺事件の判決結果は?
・この“一大事件”は今後の暗号資産にどんな影響を与えるのか?
続きは暗号資産に精通する
Weiss Ratingsのアナリスト、
ジュアン氏の記事をご覧ください。
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やっと終わった。 暗号資産取引所の大手であるFTXと投資会社アラメダ・リサーチの創業者、バンクマン・フリード氏の裁判が終結した。 |
FTXは、前回の強気サイクルの中で突如現れ、コインベース(COIN)やバイナンス(Binance)のような巨大取引所と肩を並べるまでに成長。暗号資産取引における多額の手数料を貪り食べていた。
実際、この取引所は急速に成長したため、このような大規模な取引所の破綻は、幅広い暗号資産市場に土台を揺るがすような衝撃を与えた。
公判で検察側は、「バンクマン・フリード氏が顧客の資金を不正に使用し、欺瞞的で操作的な行為に従事し、FTXとその関連取引会社であるアラメダ・リサーチの財務の健全性を偽っていた」と語り、その損害の責任はバンクマン・フリード氏にあると主張した。
そのため、彼は電信詐欺や証券詐欺、マネーロンダリングなどの罪に問われていたのだが、、、
今年11月2日、彼はすべての訴因で有罪となった。
担当検事は「バンクマン・フリードは、アメリカ史上最大級の金融詐欺を行なった」と発言、懲役は最大で115年と見込まれている。
そしてこの有罪判決は、FTXの破綻後に監視の目を強めていた暗号資産業界にとって重要な瞬間となった。
この業界はこれまで、規制がなく非中央集権的であることを誇りとしてきたが、現在、同じような事件が起きないように監視を強化すべきだという声に直面している。
暗号資産愛好家の多くは、「規制」という言葉を聞くと警戒する。 というのも、これまで多くの中央政府が行ってきたCrypto space(暗号空間)の規制の試みは、思慮が浅く、役に立つというよりも有害なものだったからだ。
しかし、取引所に対するより明確なガイドライン、定期的な監査、顧客資金の保護強化などの常識的な規制は必要であり、より安定し、成熟した暗号資産市場につながる可能性がある。
さらに言えば、透明性、説明責任、規制遵守をより重視することで、数多くのCrypto space(暗号空間)が社会的信用を取り戻す手助けとなり得るだろう。
今回バンクマン・フリード氏が有罪判決を受け、暗号資産コミュニティが司法の説明責任を支持する姿勢を示したことで、多くの人々が「新しく生まれる常識的な規制をきっかけにより前向きな章が始まる」と期待している。
そして案の定、すでに「規制当局が公正な規制を導入する準備が整ったことを示唆する」いくつかの変化が現れていることにお気づきだろうか。
米証券取引委員会のゲイリー・ゲンスラー氏は11月9日、「適切なリーダーシップの元でならFTX再開に賛成」とFTX復活に前向きな姿勢を見せた。
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画像:CNBC [SEC’s Gensler says rebooted FTX is possible if done]
また、米大手資産運用会社ブラックロックは現在、世界初となる「現物ビットコインのETF」を申請中だ。
これによって米国株式市場で直接ビットコイン(BTC、Weiss Ratingsの格付け「A-」)に投資することが可能になれば、暗号資産市場に大量の資金が流れ込むことになるだろう。
今後、暗号資産における規制当局の動向からは目が離せない。
次に起こること
バンクマン・フリード氏が判決を受けるのは来年3月だが、彼にはまだ余罪がある。この物語は終わったわけではないが、暗号資産業界はこの章の幕を閉じ、次の章に進む準備ができているようだ。
業界は回復しつつあり、FTXやアラメダと密接に結びついていた多くの暗号資産は現在、崩壊前のレベルに戻っている。
その1つの例がソラナ(SOL、格付け「C」)だ。
ソラナはFTXの破綻という風評被害を受け、弱気相場の30〜50ドルのレンジから8ドル以下まで下落した。
多くの投資家は、前回の強気相場で期待のホープとされていたソラナが暗号資産の冬を生き延びれるか、次の強気相場を迎えることができるのかどうかを心配していた。
しかし、幸いなことにソラナは現在その安値から約59ドルにまで反発し、10月に入ってから147%以上も上昇している。
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画像:Trading view
最近のソラナの強さとバンクマン・フリード氏の判決によって、明るい未来が開けてきた。そして今、ソラナはさらなる強気相場に乗じようとしている。
ソラナは、バンクマン・フリード氏のドラマとは反対側にあり、多くの暗号資産と同様に自然治癒している業界にいる。
では、弱気相場が正式に終わったことを知るために必要なシグナルを見てみよう。
通常、相場が底を打ったことを示す良い兆候はビットコインが安値から価格が50%上昇することだが、ビットコインはすでに安値から約135%も上昇している。
また、ビットコインはここ数日、3万5000ドル近辺で取引されており、最近のブレイクアウトを維持している。近いうちに調整が行われると予想しているが、BTCが9月の安値2万5000ドルを割り込む可能性は極めて低い。
さらに、200週移動平均線は2万9000ドルのすぐ下にあり、ビットコインが3万1000ドルのサポートを下回れば、主要なサポートとして機能するはずだ。
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画像:Trading view
ビットコインETFのスポット購入の承認は、2024年の第1四半期末までに行われると予想している。
ビットコインの半減期は4月に予定されており、マクロ経済の圧力に直面して米国の貨幣印刷機が再びスイッチを入れるのは時間の問題だ。
そうなれば、暗号資産市場には流動性の波が押し寄せてくるはずだ。
健闘を祈って。
ジュアン
いかがでしたか?
アメリカ史上最大級の
金融詐欺をきっかけに、
今大きな転換点を迎えている暗号資産。
その市場規模は
今後年率11.1%の速さで拡大し、
2028年には現在の2倍以上
の成長が予測されています。
(2021年〜2028年)
ジュアン氏が語ったように、
適切なルールの整備が進められ、
大きな上昇への第一歩を踏み出した暗号資産は、
これから多くの投資家が参入する
ホットなテーマとなるでしょう。
ぜひ今後は
・暗号資産を健全な業界に変える新ルール
・急上昇するビットコインやと期待のホープ ソラナ
・ビットコインの現物ETF
などに注目して暗号資産の動向を
ウォッチしてみてください^^)
P.S.
もしあなたが暗号資産に投資している、
投資しようと考えているのなら、
「ビットコインの生みの親」が発明した
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今後年率59.9%と
暗号資産の5倍以上の
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2030年には約27倍もの
爆発的な拡大が予測。
多くの投資家が暗号資産に夢中になる中、
・ウォーレン・バフェット氏
・Twitter創業者のジャック・ドーシー氏
・マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏など
一部のトップ投資家たちが注目する
このテクノロジーは、
私たち投資家に暗号資産以上の
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