今回の世界株式市場の大崩壊は、前回の第二次世界大戦を齎した世界恐慌(1929~1949年)を一回り上まります。
前回の恐慌は2回目の90年サイクルの崩壊したが、今回の崩壊は英米型資本主義体制270年(1776〜2046)サイクルの大崩壊です。
大崩壊には帝国や国家の体制崩壊が付きまといますが、第二次世界大戦で崩壊した日独イタリアの政権は、本質的には同じ資本主義体制(1868〜2038)に戻っています、つまり資本主義体制内の言えばクーデター(体制内崩壊)に相当するものです。
しかし今から来る世界株式市場の大崩壊は、現支配階級・英米仏の270年の資本主義体制の大崩壊ですので、世界的混乱は未曾有のものとなります。
その後は英米仏が戦士・武人戦国時代へと突入することにより、世界全体が戦国時代化します(武人の時代→絶対王政の時代→富裕者の時代→武人・戦国時代)。
従って投資には慎重になる必要があります、当分は株式市場でも良いですが、暴落の兆しが見えたら、まずはUSAへの投資は至急引き上げなくてはいけません、その後日本の株式も売り払い、その後に来る商品の時代に貴金属の投資(商品の時代)が一般的には望ましいでしょう。
もし一般株式の投資を続けたいならば、戦争で儲ける企業の株・いわゆる軍需産業が望ましいと言えます、さらに世界が大混乱してテロや紛争が本格化すれば、インターネットの世界は不安定となります。
実物の所有・例えば金のコインを保有するのが適当かと思われます、日本が戦乱に巻き込まれる可能性は0に近いと言えますが、英米カナダ豪州等ファイブアイズの世界は内戦内乱が必発です、その地の資産や投資は厳禁となります。もしこれらの国に土地などの資産があるなら今のうちに処分するのが良いでしょう。
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5つの戦争に備えるための 「3つの鉄則」 ジム・リカーズ![](https://oxfordclub.jp/wp-content/uploads/2023/02/-e1677479101970.png)
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『世界は悪い方向へと進んでいるのだろうか?』
戦争は常に地球上のどこかしらで起こっており、 紛争の火種になりそうな場所も多く、 今にもそれが爆発しそうになっている。
今の世界がそういった状態にあるのは確かだ。
このような状況において、投資家としての最良のアプローチは、危機が拡大するリスクを把握することである。
その紛争が1960年代のベトナムの時のような単発の戦争に過ぎないのか?
それとも第二次世界大戦のように、長期的な戦争になる可能性があるのか?
など、どこまで危機が拡大するのか?を考えることが重要だ。
その上で、ヒントになるのがその戦争の「引き金」になり得る出来事である。
第二次世界大戦では多くの出来事が引き金となり、それが結果的に大規模な戦争を引き起こした。
それらは、 ・日本の満州侵攻 ・イタリアのエチオピア侵攻 ・ドイツによるオーストリア占領とチェコスロバキアの一部併合 ・スペイン内戦 などである。
ほとんどの人は、これらの出来事は無関係だと考えていた。
ウィンストン・チャーチルを筆頭とする少数の政治家だけが、これらはすべて新たな世界大戦につながる階段であると見抜いていたのである。
◎危機拡大リスクが高い5つの状況
そして、今地球上ではいくつもの紛争が起きている。
その中でも、危機が拡大するリスクが高いことを示す現在進行中、あるいはほぼ戦争状態に近い5つの状況がある。
それは、
・ウクライナ情勢 ・コソボとセルビアにおける米露の代理戦争 ・イスラエル対ハマス ・シリアにおける米国、ロシア、トルコの関係 ・中国の台湾侵攻 である。
5つ以上の紛争がエスカレートしている場合、1つの紛争が制御不能に陥る確率は高い。
そして制御不能となった戦争が引き金となり、第二次世界大戦のような状況を引き起こすことも可能性としてはゼロではない。
そんな予測が困難な状況下で資産を守るために、投資家として守るべき3つの鉄則を提示しよう。
◎投資家として守るべき3つの鉄則
1, 世界情勢をこまめにチェックする 物事が「自然とうまくいく」と思ってはいけない。
統計上、5つの対立のいずれかが急変する確率は高い。避けられないわけではないが、可能性が高いのである。
だから、今の状況全てを当たり前と思ってはいけない。
2, ポートフォリオを分散させる
当たり前のことのように聞こえるかもしれないが、多くの投資家は分散投資を理解していない。
分散投資とは、10のセクターで50銘柄を所有することではない。
相関関係の小さい5つ以上の資産クラスに割り当てることだ。
これには株式も含まれるが、現金、プライベートエクイティ(未公開企業や不動産に対して行う投資)、オルタナティブ投資(ヘッジファンド・商品ファンド・不動産など)、金、米国債も含まれるべきである。
3, 機敏さを保つ
状況は急速に変化する可能性がある。
戦争に向かう状況下では、現金と現物資産への配分を増やし、防衛・エネルギー関連銘柄を保有すべきだ。
事態がエスカレートすることなく収束すれば、株式への回帰は好期かもしれない。
これらが予測が困難な状況下で資産を守るために、投資家として守るべき3つの鉄則である。
一見、世界で起きている戦争が自分に無関係に感じられたとしても、投資家である以上、単なる傍観者ではない。
まったく異なる危機の関連性に正しく気づき、それがどこに向かっているのかを見抜く予測分析手段を持つ者が、富を築くのである。
ジム・リカーズ
〜編集部より〜
ウクライナ戦争に続き、 戦争へと片足を踏み入れつつある中東…
このような地政学リスクの高まりに私たち投資家はどのように備えれば良いのでしょうか?
ジム・リカーズ氏は、その方法は4つあると分析しています。
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