【講演会開催記念キャンペーン中】
先日開催された、西鋭夫先生の講演会…
その大盛況を記念して、
西先生の82年間の人生が詰まった
「歴史と人生」
西鋭夫という生き方
を解禁することにいたしました。
西先生の研究で得られた知見だけでなく、
ここでしか聞けない先生の人生観や、
放送ギリギリのエピソードなど
赤裸々に語っていただきました。
是非この機会にご覧ください。
↓
キャンペーンの詳細を確認する
***
こんにちは、
ダイレクト出版の志村です。
朝晩の冷え込みも厳しくなってまいりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日、11月27日は「ノーベル賞制定記念日」
1895年の本日、スウェーデンの化学者
アルフレッド・ノーベル博士が、
「自身の発明であるダイナマイトから得た富を
人類の平和に貢献するために贈りたい」
という遺言をし、
ノーベル賞成立のきっかけになった
ことから制定されました。
毎年、「誰が受賞するか」と
盛り上がるノーベル賞ですが、
今年は残念ながら日本人から
受賞者は出ませんでした。
その一方で、アメリカからは
6人もノーベル賞が出ており、
それを聞いて、
「なぜ日本とアメリカで
そこまで数に違いが出るのだろう?」
と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、「アメリカで毎年多数出るノーベル賞が、
なぜ日本ではあまり出ないのか?」
について、西教授にお話いただきました。
ぜひお楽しみください。
***
大学の厳しさ
私が最初に行ったアメリカの大学は、
ワシントン州で一番大きく、
学生人口が3万人ぐらいのワシントン大学です。
その半分は大学院生です。
最初に1年生が、
あちこちから5000人ほど入ってきます。
その5000人のうち、4年で卒業できるのは
2000人ぐらいです。非常に厳しいです。
あとの3000人は落第です。
もう難しくてついていけないので、
ちょっとレベルの低い学校へ転校します。
それがもう普通になっています。
誰も泣いていません。学生も先生も泣いていません。
恐らく親は陰で泣いていると思いますけれど。
それが、日本にはないのです。
勉強してもしなくても卒業できます。
ノーベル賞受賞者の秘密
私たちはノーベル賞が大好きです。
ノーベル賞だけを比べて、
アメリカの教育と日本の教育を評価するなと
言われる方もおられますけれど、それも評価です。
ノーベル賞は、非常に大きな
評価の物差しになります。
日本の人口は、1億2000万少々
おりますが1億2000万として、
アメリカの人口は3億2000万ですので、
日本の3倍としましょう。
日本の人口が1億2000万でノーベル賞が22個、
アメリカは3億2000万で日本の3倍ですから、
人口割合でいくと66個ぐらいかなと思います。
ところが353個です。
これは競争にもなっていない。
(※2015年時点の数字です)
そうすると、アメリカで教育を受けると
ノーベル賞がもらえるのかというと、
はい、もらえるのです。
日本でノーベル賞をもらった
偉い先生方は、全員例外なく、
アメリカの教育を受けている留学組です。
これはどういうことですか。
日本の天才は、アメリカに行かなければ
天才の芽が出ないんですか?
出ないのです。
つまり、日本にいたら天才も
天才じゃなくなってしまう。
足を引っ張られ、横から殴られ、
下手すると階段で後ろから突き落とされ、
何でそんなばかな研究をやっているんだと言われ、
その上、金を出さないのです。
大きな違いは、アメリカはすぐれた
研究者にどかっとお金を出します。
1億、2億、3億、10億と億の単位で、
何年かけてもいいから、
これができそうだったらやってくれというのです。
学歴が意味をなさない世界
この違いは、アメリカの大学の
1年生から見えます。
高等学校でも見えます。
高等学校で優秀な天才は、
大学に行かないのです。
行っても、こんなことは
やっていられないというので、もたないのです。
ビル・ゲイツはハーバードを中退、
私が大好きだったスティーブ・ジョブズも
大学中退です。
それからスタンフォードの周りに
大勢いるハイテクの天才どもも、
ほぼスタンフォードを中退です。
すなわちアメリカは、大学を出ていなくても
自分でできるものがあったら、
それを評価しますから学歴なんか誰も聞きません。
何ができるのか。何が書けるのか。
私は英文科にいましたから良くわかりますが、
私たちが教科書として使っていた
アメリカの有名な作家たちは、
高校にも行っていないですよ。
下手に高校なんかに行くと、物が書けなくなる。
そういう脳を解放する、
自由奔放な教育は日本にはありません。
中央集権的な管理教育をやると、
絶対にノーベル賞はもらえません。
だから日本で、これができるんじゃないかと
思われる人たちは、大抵がアメリカに留学しています。
アメリカも日本の優秀な
男女に目をつけていますから、
アメリカにおいでと誘いに来ます。
西鋭夫のフーヴァーレポート
2015年8月下旬号「大学ランキング」− 6
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<メルマガ著者紹介>
西 鋭夫
1941年大阪生まれ。
関西学院大学文学部卒業後、
ワシントン大学大学院に学ぶ。
同大学院で修士号と博士号取得
(国際政治・教育学博士)。
J・ウォルター・トンプソン広告代理店に
勤務後1977年よりスタンフォード大学
フーヴァー研究所博士号取得研究員。
それより2023年まで、
スタンフォード大学フーヴァー研究所教授。
また、2016年3月より同研究所小川忠洋フェロー。
西 鋭夫先生について、もっと知りたい方は、
こちらの紹介ビデオをご覧ください。
↓
スタンフォード密着取材】西鋭夫が語る“波乱万丈の人生”
https://youtu.be/ccE1hOtt66Q
西教授がCIAにスカウトされた日
https://www.youtube.com/watch?v=vENoWVI6lTE
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<西鋭夫の講演録紹介>
【講演録「新説・明治維新」】
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多くの人が見落としていることがある。
西鋭夫教授はこのように語ります。
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「これぞ日本への誇り・矜持」
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アメリカで見た太平洋戦争とは?
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西鋭夫教授の研究内容などを
SNSなど様々な形で発信しております。
もちろん、いずれも無料ですので
あわせてお楽しみください。
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ブログ:https://www.prideandhistory.jp/
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~先人の叡智を未来に繋げる~
Renaissance(ルネサンス)刊行にあたって
Renaissance(ルネサンス)とは、
14世紀にイタリアで始まった
「文化の再生・復興」運動を指します。
当時、疫病の大流行や飢饉。
百年戦争などの戦乱で人口は激減。
社会全体が危機的な状況に置かれる中、
人々は生と死について深く考え、
いかに生きるべきかを強く
意識するようになったといいます。
そこで彼らが手本にしたのが、
ギリシアとローマの優れた
古典文化でした。
その運動は大きなうねり
となってヨーロッパ全土に広がり、
より優れた中心的価値観の誕生とともに、
新しい時代を切り開いていったのです。
これというのは、年代や場所、
起きている事象は違えど、まさに
今の日本と重なる状況ではないでしょうか。
長引くデフレ、迷走する政治、
少子高齢化、深刻ないじめ問題、
過労死、過疎化、企業の不正や
無差別殺人など…
高度経済成長以降、
明確な中心的価値観を
見失った日本は、いつしか
暗いムードに覆われ、
長い停滞から抜け出せずにいます。
もはやこれまでの延長線上で、
同じような価値観・行動を
繰り返していては修復できない状態です。
そんな中、令和という
新たな時代を迎えた日本を、
再び明るく輝かせたい。
次の世代を生きる人たちが、
誇りを持って生きられる
日本を遺したい。
そのような想いを込めて、
新たな情報誌を発行する
運びとなりました。
「Renaissance」では、
感情や主観に偏ることなく、
世界各国の歴史や政治、
経済についてのデータや成功事例など。
明確な事実をベースに、
先人の叡智に学ぶことのできる紙面を、
Webと連動しつつお届けしていきます。
新たな試みではございますが、
多くの日本人に届いていきますよう、
何卒、末長く応援していただけますと幸いです。
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発行者情報:ダイレクト出版・ルネサンス編集部
運営:ダイレクト出版株式会社
住所:〒541-0052 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3-13 大阪国際ビルディング13F
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ご返信いただきましても対応いたしかねます。
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Rahban R, et al. Fertil Steril. 2023 Oct 31. [Epub ahead of print]