旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

安楽寺

2009年09月18日 | 旅 歴史
 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町にある安楽寺です。
 安楽寺は住蓮山と号し浄土宗の寺院です。法然上人の弟子、住蓮房と安楽房が建てた「鹿ケ谷草庵」の跡に建っています。後鳥羽上皇の女官、松虫と鈴虫がこの2人の僧の影響で出家したため上皇が怒り、2人を死罪、法然を土佐へ、親鸞は越後へ流罪にしました。これは承元元年(1207)のことでした。承元の法難と呼ばれています。
 延宝9年(1681)、住蓮房と安楽房の両僧を弔うために住蓮山安楽寺が建てられました。二人の供養のため2基の五輪石塔が建ちました。
 東方の山林の中には鈴虫、松虫の五輪石塔の供養塔もあります。6月8日に供養会を行っているそうです。桜、ツツジ、サツキ、紅葉の季節に拝観できます。



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霊鑑寺

2009年09月18日 | 旅 歴史
 今日は京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町にある霊鑑寺を紹介します。
 霊鑑寺は哲学の道沿いにある南禅寺派の門跡寺院です。江戸初期の承応3年(1654)、後水尾天皇が皇女浄法身院宗澄(そうちょう)を開基をして創建しました。代々、皇女が住職をつとめたので、谷御所、鹿ケ谷比丘尼(びくに)御所とも呼ばれました。
 御所人形・貝あわせ等、皇室ゆかりの品が多く、山麓斜面に広がる池泉鑑賞式庭園や、名椿が多数あることで椿の寺としても有名です。通常非公開ですが、毎年、春(椿)と秋(もみじ)に特別拝観が行われます。


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