旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

豊国神社

2009年09月26日 | 旅 歴史
 京都市東山区大和大路通正面茶屋町にある豊国神社です。
 豊臣秀吉を祀り、一般に「コウコクさん」の呼称で人々に親しまれている神社です。境内には、秀吉夫人の北政所を祀る摂社貞照神社もあります。 
 慶長3年(1598)に63才で亡くなった秀吉は後陽成天皇より正一位の神階と豊国大明神の神号を賜り、遺骸は遺命により阿弥陀ヶ峰の中腹に葬られました。
 豊臣家滅亡後、徳川幕府によって廟所は取り払われました。秀吉の御霊は新日吉神社に移されてしまいました。その後、明治13年(1880)、明治政府が秀吉の徳を称えて、方広寺大仏殿跡に再興したものです。
 石段を上がると豪華な唐門があります。伏見城の城門を移築したものだといわれています。唐破風がついた四脚門で、欄間や扉の彫刻に桃山時代の華麗な遺風が偲ばれます。


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方広寺

2009年09月26日 | 旅 歴史
 今日は京都市東山区茶屋町にある方広寺を紹介します。
 豊臣秀吉が建立した方広寺は、松永秀繁によって焼かれた奈良の大仏が再興されなかったのでここに大仏殿を建立したのです。9年の歳月を費やして建て大仏千人供養をしたのですが、慶長元年(1596)の大地震で焼失してしまいました。
のちに秀頼が再建しましたが、火災で焼失してしまいました。梵鐘に刻まれた銘文が家康の怒りにふれ、大坂冬の陣、夏の陣をひきおすことになり豊臣家滅亡のきっかけとなりました。現在は、大鐘が吊られた鐘楼、諸将の名が刻まれた石塁や石塔だけが残っています。


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