朝、7時起床。山崎正和『柔らかい個人主義の時代』を最後まで読む。『社会学年誌』の編集委員会に出席するため昼から大学へ。大学へ出るのは8月2日に前期の成績を事務所に提出に行って以来だから、1ヶ月ぶりである。当初の予定では9月3日に完了する予定の32号館の耐震補強工事がまだ続いており(9月中旬までかかるらしい)、キャンパス全体が何となく埃っぽい。
1ヶ月ぶりの文学部キャンパス
編集委員会の前に研究室で卒論指導を一件。大学に出るついでにと数日前に卒論演習の学生にメールで個別相談を希望する人は申し込んで下さいとアナウンスしたのだが、結局、希望者はIさん一人だけだった。他の学生たちはちゃんとやっているのだろうか。文献の読み込みは夏休み中にじっくりやらないとダメである。ちょこっと読んだだけの文献から引用などされると、コンビニで買ってきたできあいのおかずを夕食のテーブルに出されたような気分になる。「自家薬籠中の物」という表現はいまの学生にはわからないであろうが、文献は徹底的に読み込んで、自分のものにした上で引用してほしい。
1ヶ月ぶりの研究室
卒論指導を終えてから、メーヤウで昼食(インド風ポークカリー、ラッシー、サラダ)をとり、本部の生協で買い物(フォトショップ)をしていたら、編集委員会に5分ほど遅刻する。今回の投稿論文は5本。ほどよい数ではなかろうか。形式的なチェック(規定枚数をオーバーしていないかなど)と、論文ごとの査読者の選定。早稲田社会学会は小規模な学会であるから、毎回、査読の依頼が同じような人たちに偏らないようにするのに苦労する。どうか今回もみなさん査読の依頼を快く引き受けてくれますように。
1ヶ月ぶりの馬場下交差点
帰路、成文堂で『将棋世界』10月号を購入。電車の中で読み終えるつもりだったが、居眠りをしてしまい、蒲田に着いてからシャノアールで読む。先崎学「千駄ヶ谷市場」と上地隆蔵「“元奨”の真実」、この2本の連載が読めればそれでよい。前者は千駄ヶ谷の日本将棋連盟で指されるプロ同士の対局のレポート。後者はプロ棋士の養成機関である奨励会を志し半ばで辞めていった若者たちのその後の人生のレポート。どちらも人間がきちんと描かれている。
1ヶ月ぶりの文学部キャンパス
編集委員会の前に研究室で卒論指導を一件。大学に出るついでにと数日前に卒論演習の学生にメールで個別相談を希望する人は申し込んで下さいとアナウンスしたのだが、結局、希望者はIさん一人だけだった。他の学生たちはちゃんとやっているのだろうか。文献の読み込みは夏休み中にじっくりやらないとダメである。ちょこっと読んだだけの文献から引用などされると、コンビニで買ってきたできあいのおかずを夕食のテーブルに出されたような気分になる。「自家薬籠中の物」という表現はいまの学生にはわからないであろうが、文献は徹底的に読み込んで、自分のものにした上で引用してほしい。
1ヶ月ぶりの研究室
卒論指導を終えてから、メーヤウで昼食(インド風ポークカリー、ラッシー、サラダ)をとり、本部の生協で買い物(フォトショップ)をしていたら、編集委員会に5分ほど遅刻する。今回の投稿論文は5本。ほどよい数ではなかろうか。形式的なチェック(規定枚数をオーバーしていないかなど)と、論文ごとの査読者の選定。早稲田社会学会は小規模な学会であるから、毎回、査読の依頼が同じような人たちに偏らないようにするのに苦労する。どうか今回もみなさん査読の依頼を快く引き受けてくれますように。
1ヶ月ぶりの馬場下交差点
帰路、成文堂で『将棋世界』10月号を購入。電車の中で読み終えるつもりだったが、居眠りをしてしまい、蒲田に着いてからシャノアールで読む。先崎学「千駄ヶ谷市場」と上地隆蔵「“元奨”の真実」、この2本の連載が読めればそれでよい。前者は千駄ヶ谷の日本将棋連盟で指されるプロ同士の対局のレポート。後者はプロ棋士の養成機関である奨励会を志し半ばで辞めていった若者たちのその後の人生のレポート。どちらも人間がきちんと描かれている。