深夜、近所のコンビニに買い物に行く。『TVガイド』とコカ・コーラを購入。秋のTVドラマのチェックである。
期待度第一位は、『Dr.コトー診療所 2006』(フジテレビ系、木曜10時)。1回のスペシャルではなく、再びの連ドラである。原作のコミックは現在19巻まで出ていて、わが家では全員読んでいるのだが、吉田紀子の脚本は原作をただなぞるだけのものではなく、TVドラマ独自の世界をしっかりと作っている。映像も美しい。そして出演者やスタッフがみんなこの作品を大切にしているところがとてもいい。ちょうど『北の国から』の出演者やスタッフがそうであったように。
第二位は、『僕の歩く道』(フジテレビ系、火曜10時)。『僕の生きる道』(03年)、『僕と彼女と彼女の生きる道』(04年)に続く、草剛主演+橋部敦子脚本の“僕道”シリーズの3作目である(完結編ってことだけどホントかな?)。主人公の職業は、『僕の生きる道』では高校教師、『僕と彼女と彼女の生きる道』ではエリート銀行マンだったが、今度は動物園の飼育係の見習いをしている自閉症の青年だ。知能は6歳児の水準とのこと。ずいぶんと思い切った設定である。ユースケ・サンタマリア主演の『アルジャーノンに花束を』にちょっと似ている(なかなかいいドラマだった)。今回も小日向文世がベテラン飼育係の役でしっかりと脇を固めている。気になるのは、矢田亜希子、小雪と続いた相手役が、今回は香里奈であること。彼女のファンの人には申し訳ないが、前任者たちに比べて格下の感じが否めない。じゃあ、誰が適任かというと、『Dr.コトー診療所 2006』とかぶっているから無理なのだが、柴咲コウではなかったかと。あっ、それだと『日本沈没』と同じだ。
第一位と第二位はすんなり決まったが、第三位は難しい。混戦である。なので候補作を簡単に列挙する。
『たったひとつの恋』(日本テレビ系、土曜9時)。亀梨和也と綾瀬はるかという旬の若手の共演である。脚本はあの北川悦吏子。でも、私の見るところ、北川は『愛していると言ってくれ』(95年)と『ロングバケーション』(96年)の頃がピークで、ここ数年は「期待外れの話題作」が多いように思う。
『のだめカンタービレ』(フジテレビ系、月曜9時)。いわゆる「月9」である。私は読んでいないが原作は超人気漫画とのこと。主演の二人、上野樹里と玉木宏についてはよく知らない。共演の水川あさみ、上原美佐の二人はけっこうファンである。
『セーラー服と機関銃』(TBS系、金曜10時)。25年前に薬師丸ひろ子が主演した映画のTVドラマ化。主演は若手女優人気ナンバーワンの長澤まさみ。女子高生にしてヤクザの組長という設定は、これが昔の映画のリメイクであることを知らない世代には、『ごくせん』と『マイ・ボス・マイ・ヒーロー』を足して2で割ったパクリに見えるのではなかろうか。若頭役の堤真一の存在が頼もしい。
『役者魂』(フジテレビ系、火曜9時)。頑固なベテラン俳優(藤田まこと)とそのマネージャー(松たか子)の物語。脚本は『さよなら、小津先生』の君塚良一。
『鉄板少女アカネ』(TBS系、日曜9時)。鉄板焼き店の女料理人が店の立ち退きを賭けて毎回料理の達人たちと対決するという話らしい。主演は堀北真希だが、脇役陣がいまひとつ。
『だめんず・うぉ~か~』(テレビ朝日系、木曜9時)。すいません。大した作品ではないであろうことは重々承知の上です。ただ、藤原紀香と山田優の共演についつい惹かれてしまいまして…。
まぁ、こんなところです。
深夜にようこそ
期待度第一位は、『Dr.コトー診療所 2006』(フジテレビ系、木曜10時)。1回のスペシャルではなく、再びの連ドラである。原作のコミックは現在19巻まで出ていて、わが家では全員読んでいるのだが、吉田紀子の脚本は原作をただなぞるだけのものではなく、TVドラマ独自の世界をしっかりと作っている。映像も美しい。そして出演者やスタッフがみんなこの作品を大切にしているところがとてもいい。ちょうど『北の国から』の出演者やスタッフがそうであったように。
第二位は、『僕の歩く道』(フジテレビ系、火曜10時)。『僕の生きる道』(03年)、『僕と彼女と彼女の生きる道』(04年)に続く、草剛主演+橋部敦子脚本の“僕道”シリーズの3作目である(完結編ってことだけどホントかな?)。主人公の職業は、『僕の生きる道』では高校教師、『僕と彼女と彼女の生きる道』ではエリート銀行マンだったが、今度は動物園の飼育係の見習いをしている自閉症の青年だ。知能は6歳児の水準とのこと。ずいぶんと思い切った設定である。ユースケ・サンタマリア主演の『アルジャーノンに花束を』にちょっと似ている(なかなかいいドラマだった)。今回も小日向文世がベテラン飼育係の役でしっかりと脇を固めている。気になるのは、矢田亜希子、小雪と続いた相手役が、今回は香里奈であること。彼女のファンの人には申し訳ないが、前任者たちに比べて格下の感じが否めない。じゃあ、誰が適任かというと、『Dr.コトー診療所 2006』とかぶっているから無理なのだが、柴咲コウではなかったかと。あっ、それだと『日本沈没』と同じだ。
第一位と第二位はすんなり決まったが、第三位は難しい。混戦である。なので候補作を簡単に列挙する。
『たったひとつの恋』(日本テレビ系、土曜9時)。亀梨和也と綾瀬はるかという旬の若手の共演である。脚本はあの北川悦吏子。でも、私の見るところ、北川は『愛していると言ってくれ』(95年)と『ロングバケーション』(96年)の頃がピークで、ここ数年は「期待外れの話題作」が多いように思う。
『のだめカンタービレ』(フジテレビ系、月曜9時)。いわゆる「月9」である。私は読んでいないが原作は超人気漫画とのこと。主演の二人、上野樹里と玉木宏についてはよく知らない。共演の水川あさみ、上原美佐の二人はけっこうファンである。
『セーラー服と機関銃』(TBS系、金曜10時)。25年前に薬師丸ひろ子が主演した映画のTVドラマ化。主演は若手女優人気ナンバーワンの長澤まさみ。女子高生にしてヤクザの組長という設定は、これが昔の映画のリメイクであることを知らない世代には、『ごくせん』と『マイ・ボス・マイ・ヒーロー』を足して2で割ったパクリに見えるのではなかろうか。若頭役の堤真一の存在が頼もしい。
『役者魂』(フジテレビ系、火曜9時)。頑固なベテラン俳優(藤田まこと)とそのマネージャー(松たか子)の物語。脚本は『さよなら、小津先生』の君塚良一。
『鉄板少女アカネ』(TBS系、日曜9時)。鉄板焼き店の女料理人が店の立ち退きを賭けて毎回料理の達人たちと対決するという話らしい。主演は堀北真希だが、脇役陣がいまひとつ。
『だめんず・うぉ~か~』(テレビ朝日系、木曜9時)。すいません。大した作品ではないであろうことは重々承知の上です。ただ、藤原紀香と山田優の共演についつい惹かれてしまいまして…。
まぁ、こんなところです。
深夜にようこそ