フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月28日(金) 晴れ

2006-09-29 02:56:21 | Weblog
  午前、妻が化粧を始めたので、「どちらへ?」と尋ねたら、本日オープンのラゾーナ川崎プラザを見物に行くというので、私も一緒に行くことにした。川崎駅の改札を出て、コンコースを左(西口方面)へ歩くと、そこがもうラゾーナの2階入口で、たくさんの人が吸い込まれていく。

      
                 人みなラゾーナをめざす

  まずは1階の丸善へ。書店はビルの上の階にあるのが普通だが、ここでは1階にあるのだ。通路を隔てて生鮮食品売り場と隣り合っている。一見、不釣り合いな感じもするが、新鮮なコントラストだ。身体の養分と精神の養分の売り場だ。手帳(日垣隆イチオシの高橋書店の「リシェル3」)と、井上章一『夢と魅惑の全体主義』(文春新書)を購入。開店記念のオリジナルのメモ帳をもらった。意図したわけではないが、手帳は文具コーナーで、書籍は書籍コーナーで別々に支払いをしたので、メモ帳も2冊もらえた。なんだか得した気分。妻もボールペンを一本購入しただけなのにメモ帳をもらえて喜んでいた。
  続いて、2階・3階のファッション売場を見て回る。ほとんどがレディスとキッズの店で、私はただ妻の後をついて歩くだけ。男にとって一番疲れる時間だが、私はもっぱら店員さん(女性)と客(女性)を眺めていて、飽きることがなかった。こういうところの店員さんだから当然と言えば当然だが、みんなファションセンスが素晴らしい。一方、客の方は、ファッション雑誌から抜け出してきたみたいな感じの人から、「私、人からどう見られようが、全然気にしてませんから」みたいな感じの人まで、極端な差がある。もしかして、後者は、私が知らないだけで、「私、人からどう見られようが、全然気にしてませんから」をコンセプトにしたファッションなのかもしれない。

          
              人間を見ていると飽きることがない

  お腹が空いてきたので、4階のレストラン街に行ってみたところ、どの店も行列ができていたので、昼食は別のところで食べることにして、1階に戻り、無印良品とロフトを見て回る。無印良品は蒲田の駅ビル(サンカマタ)にも入っているが、売り場面積が全然違う。文房具を数点購入。ここの開店記念品は「無印良品」と印刷された付箋(メモ)。表紙だけでなく、なんと付箋の一枚一枚に「無印良品」と印刷されている。これじゃ使えんでしょ…。ロフトでは前から欲しかったノートに装着して使うペンホルダー(680円)を購入。しかし、ここでは一定の購入金額(2000円だったかな)を越えないと記念品(オリジナルのビニールバック?)はもらえないシステムだった。
  ラゾーナは5階まであって、5階はスポーツジムとシネコンが入っている。スポーツジムは内部が見学できるとのことだったが、今日はこれくらいにしておこうといういことになり、鼓月の和菓子の福袋をお土産に買って、東口の駅ビル(BE)地下1階のラーメン街にある「大山」(だったかな?)という店で塩バターラーメン(ニンニク入り)を食べて、帰ってきた。
  夜遅く帰宅した娘に、丸善でもらったメモ帳を一冊あげたら、「これって、夏目漱石が特注で作らせた原稿用紙のデザインだよね!」と言って喜んでいた。

          
            うち中大喜びの丸善オリジナルのメモ帳