フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月1日(水) 晴れ

2007-08-02 02:07:13 | Weblog
  梅雨明けとのことである。しかし自分の中では1週間ほど前に梅雨明け宣言をしていた。気象庁のやることは石橋を叩いて渡るようなところがあって、どうもじれったい。
  昨日の深夜、オープンキャンパスでの「教授トークショー」担当の学生から事前の打ち合わせをしたいというメールが来て、急遽、今日、大学に出ることになった。約束の時間は午後2時半であったが、1時間ほど早めに大学に着いて、「志乃原」で蕎麦を食べながら(「五郎八」は本日休業)某先生と文化構想学部の将来について語り合う。まるで維新の志士のようである。
  研究室に文化構想学部1年生のY君とYさんがやってきて、「教授トークショー」の打ち合わせ。最初に一問一答形式で10の質問に答えてから、そのうちのいくつかについて掘り下げてトークをするのだそうだ。TVの音楽バラエティ番組「新堂本兄弟」のパクリらしい。で、その10の質問(試案)というのは以下のようなものである。

 Q1 先生の専門分野を教えて下さい。
 Q2 教授になろうと思ったきっかけは。
 Q3 今までで一番印象に残っている学生は。
 Q4 先生はどんな大学生でしたか。
 Q5 学生生活での恋愛事情は。
 Q6 先生の武勇伝は。
 Q7 これは失敗したなと思う体験は。
 Q8 もし教授になっていなかったら。
 Q9 理想の女性、有名人で言うなら誰。
 Q10 教授という仕事のやりがいは。

  ふ~む。試しに答えてみたが、簡潔に即答できるものもあれば(Q1=社会学、Q4=寡黙な学生、Q8=高校の先生、Q9=鶴田真由)、話せばながくなってしまうものもある(Q2、Q3、Q5、Q10)。また、答えに窮してしまうものもある(Q6、Q7)。総じて言えば一問一答形式にはのりにくいものが多い。ちょっと再考してみてよと言っておく。打ち合わせは1時間ほどで終わった。後から考えてみると、話せば長くなってしまったり、答えに窮してしまうのは、正直に答えようとするからいけないのだということに気づく。適当に面白おかしく答えればいいのではないか。
  なお、オープンキャンパスは受験生だけでなく、文化構想学部と文学部の1年生にもぜひ来てほしいと思っている。論系やコースへの進級についての相談を教員と一対一でできるまたとない機会だからだ。論系やコース主催のガイダンスはこれまでに行なわれているが、大教室での一方的な説明になりがちであったと思う。それに対してオープンキャンパスでは各論系・コースがそれぞれの教室に分かれて、常時数人の専任教員が駐在している。遠慮はいらない。相談したい人はぜひどうぞ。ちなみにわが現代人間論系の教員配置は以下のようになっている。教室は32号館321.。時間は午前10時から午後4時までである。

  8月3日(金):大久保孝治(午前のみ)、大藪泰、岡部耕典、織田正美、増山均
  8月4日(土):安藤文人、大久保孝治、岡部耕典、田島照久
  8月5日(日):安藤文人、長田攻一、木村裕、増山均

  研究室で夕方まで読書。帰りがけにカフェ・ゴトーでもうしばらく読書。有楽町駅前のビッグカメラに寄って、パソコンのソフトを2点ほど購入。京浜東北線が本日横浜で開かれる花火大会の影響でかなり遅れていたようである。