フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月4日(土) 晴れ

2007-08-05 02:15:25 | Weblog
  東京は今年最初の猛暑日。午前中からオープンキャンパスの仕事で大学へ。午前中は、来場者の多くが学部説明会の方へ回っているため、論系の個別相談は暇である。同僚の教員と雑談をしたり、控え室のベンチで横になったり。
  お昼の時間に36号館ラウンジで開催される「教授トークショー」に出演。立派な舞台や照明にびっくり。和田修先生の指導の下、学生たちが頑張って設営したのだと思うと、こちらとしてもしっかりやらねばという気分になった。司会の学生に呼ばれて舞台に登場する前、舞台裏でスタンバイしていたのだが、なんだか「笑っていいとも!」のテレホンショッキングに出演するゲストみたいだなと思った。出演時間は25分。司会の2人の学生との掛け合いのトークはスムーズに進行し、タイムキーパーが「23分経過。受験生へのメッセーを」と書かれた紙を司会の学生に見せている。「では、先生、最後に受験生へのメッセージをお願いします」と言われ、「来年、文化構想学部あるいは文学部に入学されて、キャンパスで私を見かけたら、声を掛けて下さい。そのとき『オープンキャンパスで先生のトークショーを聞きました』と言っていただければ、お昼をご馳走いたします」と言ったら、客席がわっとわいた。その場の思いつきで言ったのだが、文化構想学部の入学者に限定しないところが、われながら心の広いところである。
  トークショーを終えて、論系の個別相談室にとんぼ返り。今日のお弁当は崎陽軒のシューマイ弁当であった。昨日の別の会社のお弁当よりも美味しい。午後は来場者もふえた。相談に来るのは女子(および母親)が多い。こちらの説明を熱心に聞いてくれる。こちらとしては文化構想学部を受験し、現代人間論系に来てくれるのが一番いいのだが、当人の話を聞いて、文化構想学部の他の論系や文学部の方が相応しいと思える場合には、そのようなアドバイスをする。場合によっては、アドバイスをするだけでなく、その受験生を連れて他の論系の個別相談室まで案内して、そこにいる先生を直接紹介したりもする。オープンキャンパスにセクショナリズムは禁物である。明日が最終日であるが、私の役目は今日で終わり。明日の担当の先生方、頑張って下さい。