昨日、久しぶりにジムで筋トレをやったわりには、今朝、筋肉痛はそれほどではなかった(もしかした明日に出るのかな・・・)。午前中に原稿を5枚。まずまずのペースだ。昼食は冷やし中華を食べ、1時間ほど昼寝。4時頃、暑さが和らいできたので、自転車に乗って池上方面へ行く。目指すは本門寺のそばの「甘味あらい」である。参道から少し外れた場所に小さくて落ち着いた甘味処があると話には聞いていたが、行くのは今日が始めてである。蒲田駅周辺にはこれといった甘味処はない。池上は本門寺の門前町だから甘味処はいくつかあるが、どれも参拝客をさっさか捌いている感じで、名物の葛餅以外はこれといった特徴はない。しかし「甘味あらい」は違った。この店の名物とおぼしき贅沢あんみつ(850円)というのを注文してみたのだが、これほど丁寧に作られた繊細な味わいのあんみつを食べたのは初めてである。ご主人は人当たりの柔らかな板前さんのような方で、私はカウンター席に座ったのだが、カウンターの向こうで懐石料理を作っているような雰囲気であんみつを作っておられた。贅沢あんみつの詳細はネットの情報をご覧あれ(写真も載っている)。贅沢あんみつを美味しくいただいた私は、続いて氷いちご(400円)を注文した。ご主人はニッコリして「はい、かしこまりました」と言ってくれた。こういう注文の仕方をする客はあまりいないであろうが、私は自分が食べたいものを素直に注文するのが一番いいのではないかと常々思っている。贅沢あんみつにはバニラと抹茶のアイスの小ぶりの玉が二つ載っているが、それ以外のもの(寒天、豆、果物数種、餡二種、白玉)は常温であり、夏季限定のものではない。しかし今日は冷たいものも口に入れたい。運ばれてきた氷いちごはこれまたなんとも優雅なものであった。氷がかつお節のような形状に削られてそれが羽衣のように重ねられているのである。シロップはおそらく氷を削りながら同時に上から少しずつ掛けていったのではないかと思われる。それゆえ氷の山全体がうっすらと赤味を帯びているのである。実に上品な氷いちごである。最後に熱いお茶を飲んで店を出た。道を隔てて斜め向かいに古い造りの蕎麦屋がある。次回はここで鴨南蛮か何かを食べてから、食後に「甘味あらい」で辛い蕎麦汁(そんな気がする)の口直しをするというのがいいなと思った。
池上駅前のTSUTAYAでクリント・イーストウッド監督の『父親たちの星条旗』のDVDをレンタルする。本当は、「甘味あらい」で中年女性の二人客がとても面白かったと話していたデンゼル・ワシントン主演の『デジャブ』をレンタルしたかったのだが、新作で、全部借り出されていた。それでは明日は終戦記念日ということもあるからと、前から評判だけは聞いていた『父親たちの星条旗』をレンタルすることにした。帰り道、池上線沿いの道を走ったが、空には昨日の夏の雲とは違う、秋の兆しを感じさせる雲が姿を見せていた。日中はどんなに猛暑であろうと、すでに立秋から1週間が過ぎているのだ。でも、線路は続くよ、どこまでも。夏休みもまだまだ続くのだ。
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