フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月10日(金) 晴れ

2007-08-11 02:41:17 | Weblog
  この8月の都心の暑さは史上2番目だと新聞が報じていた。一番は12年前、1995年だという。当時、私は東西線の原木中山に住んでいて、そこは海辺に近く、畑も多かったので、都心のヒートアイランド現象とは無縁だった。それに夏休み中はめったに大学へは行かなかったし・・・と思っていたら、それは勘違いで、1995年の手帳を開いてみると、なんと、夏休み中も週に3日くらいのペースで大学に出かけていた。ああ、そうだった、当時の私は授業のない日も研究室で仕事をすることが多かったのだ。夏休みに大学へ出なくなるのは1997年からだ。何がきっかけだったのだろうか。そんなことを考えながら、猛暑日の中、昼から大学へ。JRの車内や駅構内にはポケモン・スタンプラリーに興じる子どもたちの姿が目に付いた。

           

  大学の事務所は明日から19日までお盆休みに入る。研究費の領収証を事務所に持っていく。昼食は「五郎八」でなめこ蕎麦。その後、新宿高野で甘味同好会の8月例会。再び大学へ戻り、ブックレットの資料として研究室の本を数冊持って帰る。丸善丸の内店に寄って、Steve MatthewmanらのBEING SOCIOLOGICAL(2007)を購入。これもブックレットの資料である。ついでに残暑見舞い用の絵葉書を数枚購入。
  夜、NHKの「プレミアム10」を観る。尾崎豊が19歳のときの野外ライブの模様を収めた映像を中心としたノンフィクションである。貴重な映像だが、茂木健一郎の少々大袈裟なコメントが耳障りだった。尾崎豊が忘れられていくことに苛立ちや淋しさを感じる気持ちはわかるが、ああいう過大評価は贔屓の引き倒しだ。