フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月9日(木) 晴れときどき曇り、夜一時雨

2011-06-10 09:44:45 | Weblog

  7時、起床。ベーコン&エッグとご飯の朝食。午前中は原稿書き。締め切りは明日だが、どうにか間に合いそうである。
  昼食はもりそばとお汁粉。近所の猫が子どもを生んだらしい。母猫がよく我が家の勝手口付近にやってきて食べ物をねだる。母が一日に数度何かやっている。近所のアパートに住む女性が餌をやっていたのだが、その方が大動脈破裂で突然亡くなって、猫も途方に暮れていたが、新たな世話人を探して歩いているようで、母は有力な候補者の一人のようである。そういえば、近頃は街で仔猫をめったに見かけない。野良猫の世界も高齢化が進んでいる。雀だけでなく、猫にとっても、子どもを産んで育てにくい環境になってきたのだろう。
  午後から大学へ。左右社のK氏が若い編集部の方をつれて研究室にやってきた。私の担当の方のようである。あれこれ話をした後、原稿の締め切りの話になる。「ハチ・・・」とK氏が切り出したので、てっきり「8月末」と言われると思い、それはきついなと思った瞬間、「8ヶ月先でいかがでしょうか」と言われたので、拍子抜けする。「そんなに先でいいんですか」と思わず、不覚にも、口に出してしまった。K氏、急に表情がほころび、「そういうことでしたら5ヶ月先ではいかがでしょうか」といっぺんに3ヶ月も短縮されてしまった。11月末ということになるが、ちょっと中途半端であるから、もう1ヶ月余裕をみてもらって、12月末(実質的に正月明け)ということで手を打つ。
  5限は講義「日常生活の社会学」。授業の終わりに来週までのレポート課題を出す。「日常生活を観察して、暗黙の規範を発見し、それについて考察せよ」。レポートといっても「400字」で、BBSに投稿してもらって全員が互いのレポートを読めるようにする。さて、どんな暗黙の規範が出てくるだろうか。楽しみだ。
  教員ロビーに5限の演習を終えられた坂井先生がいらしたので、「フェニックス」でお茶をする(私はソーダフロート、坂井先生はコーヒーフロート)。男二人小さなテーブルに向かい合って座ってフロートを飲む。また楽しからずや。ところが私は教務室の鞄の中に財布を忘れてきてしまった。結果、坂井先生におごっていただく。

 
あちらも写真を撮っている

  教務室に戻って、8時まで雑用をして、帰る。丸の内オアゾ地下の「石庫門」で夕食をとる。冷やし葱チャーシュー麺、食後に「とろ~り黒胡麻団子」を注文する。胡麻団子は2つくらいがちょうどよいのだが、一皿3個と決まっている。写真ではわからなが、小さな一口サイズである。なぜ一個一個蓮華に乗って出てくるのかは不明。

  「神戸屋レストラン」で朝食用のパンを買って帰る。9時半、帰宅。