フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月13日(月) 曇り

2011-06-14 02:29:06 | Weblog

  8時半、起床。バタートーストと牛乳の朝食。

  9時半に家を出て、大学へ。今日は2限から5限まで通して(昼休みも)、4年生のゼミ論指導を行う。一人当たり30分で、14名に対して行った。今週の金曜日のゼミの時間に6月下旬から実施するライフストーリーインタビュー調査の共通質問リストを作るのだが、その前提として各自のゼミ論テーマを固めておく必要がある。合計7時間のゼミ論指導となったが、思ったほど疲れなかったのは、ゼミ生一人一人と話をするのが久しぶりだったからだろう。やっぱり1対1で話をする機会というのは必要だと思った。

  8時半くらいまで仕事をして、大学を出る。オアゾビル地下の「石庫門」で夕食をとる。冷やし坦坦麺。川崎の映画館で「八日目の蝉」を観たとき、同じフロアーの「石庫門」で冷やし坦坦麺を食べて、とても美味しかったので注文したのだが、それほどではなかった。盛り付けも川崎の方が美しかったように思う。

  10時、帰宅。書斎でPCに向かっていると、娘がやってきて、劇団獣の仕業の第4回公演のチラシをくれた。今度はオリジナル脚本ではなく、つかこうへい「飛龍伝」。劇場となる「西荻窪遊空間がざびぃ」の企画で、7月の一月に、5つの劇団がつかこうへいの5作品を取り上げるのだ。ちなみに他の4劇団が上演する4作品は、「ヒモのはなし」、「熱海殺人事件」、「広島に原爆を落とす日」、「弁護士バイロン」。私がつかこうへい劇団の「初級革命講座飛龍伝」を観たのは大学1年生のとき(1973年)、高田馬場の線路沿いにあった小劇場(名前は忘れた)で、主演は平田満であった。あの「飛龍伝」は安保闘争のときの志を失った元学生ともう一度国会前で闘いたいと願う元機動隊員の物語であったが、その後、「飛龍伝」は何度も改稿され、さまざまなバージョンがある。今回、上演されるのはどんな「飛龍伝」なのであろうか。ちらしの写真には9人の役者が写っている(娘は演出を担当している)。私が観たときは登場人物は確か3人であったから、違う話であるのは間違いない。7月23日(土)、24日(日)の2日間。詳しくは劇団獣の仕業のホームページを見られたい。

http://kemono.xxxxxxxx.jp/4th/hiryuden.html