フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月22日(水) 晴れ

2011-06-23 02:11:21 | Weblog

  8時、起床。快晴だ。夏至の日が晴れることはめったにないのではないだろうか。一年で一番昼が長い日であるにもかかわらず、雨か曇りのために、それを実感することができないのだ。しかし、今日は違う。夏至を満喫できる一日になるだろう。夕食の残りの揚げ物と牛乳の朝食。牛乳がよく冷えている。さすがに新品の冷蔵庫だけのことはある。
  9時半に家を出て、大学へ。誰でもそうであろうが、駅のホームで電車を待つ場所はだいたい決まっている。したがって電車を待ちながら眺める風景も決まっている。何の変哲もない街の風景。しかし、生涯でもっともなじみのある風景の一つとなるであろう風景だ。ちなみに数日前に撮影した道路の側から見たホームの写真も載せておこう。私が立っているのは腕組みをした中央の男性の立っている辺りだ。もしかしたら彼も私と同じようなことを考えいるのかもしれない。

  地下鉄の駅を上がると、強い日差しが照りつけていた。暑い。夏だ。しかし、夏休みではない。「夏=夏休み」という等式はまだ成立していない。自然の時間と社会の時間の間にはズレがある。タイムラグがある。そのため一種の「時差ぼけ」が生じる。こんなによく晴れた夏至の日にはそれが生じやすい。まだまだ。まだまだ・・・・そう自分に言い聞かせつつスロープを上る。

  10時半から基本構想事前打合せ。12時10分から助教懇談会(「たはかし」の二重弁当を食べながら)。1時からカリキュラム委員会事前打合せ。4時半から面談を一件。全部が終って5時半。外はまだ十分に明るい。今日は教務的会議はないので、6時半ごろまで仕事をして、帰ることにする(和田先生はまだ仕事をされている)。馬場下の交差点はそろそろ暮れ方となっている。ここもまたおなじみの風景の1つだ。空が広い。