フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月14日(金) 雪

2014-02-15 12:21:35 | Weblog

     9時、起床。

     朝食はとらず、雪の降る中、朝食兼昼食を食べに出る。さて、どこへ行こう。そうだ、「越中屋」に行こう。雪の降る日にふさわしいような気がした。『北越雪譜』が書庫を探せばあるはずだが、そこまで小道具にこだわらなくてもよいだろう。

      ししゃも(200円)、鯵フライ(250円)、納豆(70円)、豆腐の味噌汁(100円)、ごはん(170円)を注文。〆て790円也。ししゃもは毎回注文するが、鯵フライは初めて注文した。美味しかった。ふんわり、さっくり。やはり揚げたてというのは旨いものである(醤油で食べた)。

      「越中屋」を出て、呑川沿いの、ガード下の道を通って、東口へ。降る雪や蒲田に西口東口(中村草田男と安住敦へのオマージュ)。

     東口の駅前の信号のところで雪降る街を撮る。雪の降る街は、東京では非日常的な風景であり、詩情がある。加えて、雪や傘で人の顔が隠れるので撮りやすいということもある。

    「まやんち」は、ちょうどランチタイムの客が引いて、空いていた。苺のロールケーキと秋摘みのダージリンを注文。

      紅茶の最初の一杯はスタッフの方が注いでくださる。今日はモモコさん。

 

     他にお客さんがいなくなったので、久しぶりにスタッフの方の写真を撮らせていただく。左がモモコさん(何度目かの登場)。笑顔に華があり、言葉遣いのきれいな方である。右が先週から加わった新人のヤマちゃん。落ち着いた雰囲気の方である(まだ緊張しているのかもしれない)。ヤマちゃんと「ちゃん」で呼ぶのはヤマさんだと『太陽に吠えろ』の山村刑事(露口茂)みたいに聞こえるからだろうか。ベテランのカナさんは今日はお休み。3人でチームワークよく頑張ってください。

 
モモコさん                                      新人のヤマちゃん

       「まやんち」を出て、ジムへ行く(すぐそばなのである)。平日の雪の冬る日にジムに来る人はもちろん少ない。ゆったりと、筋トレ2セットと有酸素運動45分(630キロカロリーを消費)。

       蒲田駅の西口に戻ってくる。 

 

     「phono kafe」に向かう。先週の雪の日、「常連客(=サポーター)はこういう日にこそ顔を出さねばならない」と書いてしまった以上、行かないわけには参りません。自縄自縛であります(笑)。

     「phono kafe」の前の道に小さな女の子が一人で佇んでいる。マッチ売りの少女かと思った。 

     「phono kafe」の入り口にはランタンが2つ灯っている。マッチ売りの少女といい、いよいよメルヘンチックだ。

      羽根の付いた猫のクッキーと紅茶を注文。やさしい味のクッキーと暖か紅茶が美味しい。

    大原さん手作りのバレンタインチョコレートの最後のひと箱を購入。6個入りで600円とは、大原さん、商売っ気がなさすぎです(笑)。

 

     大原さんとおしゃべりをしているところへ、常連客の想太君とお母さんがやってきた。アパートのベランダのエアコンの室外機が雪で埋まって、除雪しようとスコップを買いに回ったのだがどこにも売っていないという話を聞いて、我が家からスコップを1つもってきて貸して差し上げる。想太君の写真がとてもかわいく撮れたのだが、ブログ掲載の許可をお母さんからいただくのを忘れてしまった。

     雪はまだまだ降りやまない。

 

      夕食の献立は、鰆(さわら)の西京焼き、明太子、豚汁、サラダ、ご飯(十穀米)。

    深夜、窓を開けて、雪明りの街を眺める。