フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月19日(水) 晴れ

2014-02-20 04:47:38 | Weblog

       7時、起床。

      鶏肉団子汁とサラダの朝食。

      9時半に家を出て、大学へ。

      10時半から教授会。

      会議を終えて、昼食を食べに出る。「いもや」へ行く。年が明けてから初めてだ。

      ご夫婦はお元気そうだ。天ぷら定食(600円)+穴子(200円)を注文。穴子を追加で注文するとき、すぐに穴子という言葉が出てこなくて、固まってしまった。私が両手を広げると、奥さんが「穴子?」と聞いてくれた。「それです」と言うと、「今日は穴子がよく出るの」とのこと。

      研究室に戻って、いくつか仕事を片付ける。

      お八つは、コピー用紙を買いに生協に行ったついでに買ったビスコ。「105円です」と言われて、一個105円と思って、315円を出したら、「3個で105円です」と言われる。そんなに安いのか。知らなかった。

     夕方まで仕事をして、7時に神楽坂で卒業生のSさんと会う。ゼミ一期生のゼミ長で、去年の9月に結婚式をあげたあのSさんだ。

     結婚のため大阪での仕事を辞めて東京に来た彼女だが、その後、就活をして、2月の頭から東京駅の近くにある不動産関係の広告会社で契約社員として働き始めている。今日は6時半に会社を出て、やってきてくれたのだ。元気そうだね。

      スキッパ定食(鶏団子のカレースープ煮)を注文。

      食後のドリンクは私はアイスチャイ、Sさんはホットチャイを注文。ケーキはおまけ。

      Sさんは「SKIPA」は初めて。これまで「maruharu」、「まやんち」、「phono kafe」に行っているので(在学中には「カフェ・ゴトー」にも行っている)、私のブログに登場する主要なカフェにはだいたい行ったことになる。これがスタンプラリーだったら首位を走っているのではないだろうか。

      「SKIPA」は初めてでも、私のブログを通して「SKIPA」のことはよく知っている。「SKIPA」を希望したのも彼女である。今日は水曜日でのんちゃんは早上がりで不在だが、宙太さんと旧知の間柄のようにおしゃべりを始めた(「宙太さん」を「そらたさん」だと思っていたのはご愛嬌である。「ちゅうたさん」です。『巨人の星』の「伴宙太」の「宙太」です)。

       「SKIPA」の営業終了時間である8時を回ったので、お隣の「夜トンボロ」へ移動する。先日のKさんは「SKIPA」(神楽坂)から「phono kafe」(蒲田)への長い距離の梯子だったが、今回は壁一つ隔てただけの短い梯子である。ゼミ一期生の2人がカフェの梯子の最長距離と最短距離の記録を作ったわけだ。最長距離は今後更新される可能性があるわけだが、最短距離は破られることはない。

    「夜トンボロ」のマスターで、「宇宙兄弟」の三男、波鈴(ハーレイ)さんにご挨拶。珈琲(私はAブレンド、SさんはBブレンド)とクロックムッシュを注文。

     「夜トンボロ」を出たのは9時過ぎ。「SKIPA」と合わせて2時間ほど滞在したことになる。仕事のことや、将来の生活のことなど、あれこれ話をした。結婚を機に新装開店で始めたブログが滞っているのは、忙しいからというよりも、本人が高いところにハードルをあげてしまっているからである。書きたいことがいっぱいあるのなら、構えずに、気楽に、もっとゆるいタッチで書けばいいのである。どうせそんなにたくさんの人が読んでいるわけではないのだから(笑)。

     Sさんは寒がりである。駅に戻る道でも寒がっていた。沖縄あたりで暮らしたいと言っていた。いつか宙太さんとのんちゃんのように夫婦で沖縄でカフェでも開いたらどうだろう(笑)。それには一大決心が必要だから、とりあえず、コートの下にセーターを着よう。     

     Sさんは九段下で降りた。卒業後3年目で、結婚、退職、地域移動(大阪→東京)、再就職と大きなイベントを経験したSさんだが、生来の楽天的な性格は健在で、その土台の上に、いくらかの再帰性(反省)が加わったように見える。しんどいこともあるに違いないが、あなたはちゃんとやっていける人である。これは根拠もなしにいっているのではありません。主たる根拠は2つ。第一に、あなたは周囲の人たちへの感謝の気持ちを忘れていない。第二に、私のブログを毎日読んでいる(笑)。