8時半、起床。
トースト、コンフィチュール(苺とラズベリーとカシス)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
ハナミズキの花が咲きはじめた。背後の木は桜。街路の並木の主役が交代していく。
でも、今年の桜は開花した後に寒の戻りがあったせいで見頃の期間が長かった。よく頑張ってくれました。また来年ね。
11時半に卒業生のカオルさん(論系ゼミ7期生)と蒲田駅で待ち合わせて「HITONAMI」へ。彼女は煎餅の街草加からやってきた。
主菜+副菜3品をそれぞれ注文。
私は鯖の味噌胡麻焼きをメインにチョイス。
副菜は和風ポテトサラダ、
小松菜と菊芋と人参のナンプラー炒め、
大根と人参と高野豆腐の煮物。
お新香もついてます。
彼女はメインにトマトソースのハンバーグをチョイス。副菜はさつまいもコロッケ、味噌マスタードマリネサラダ、スペイン風オムレツ。
食後に豆乳カフォオレ。
損保の会社に勤める彼女は3年目に入る。これまで大宮の支店で働いていたが、この4月からは新宿の支店に異動になったそうだ。職場の規模が大きくなって自分と近い年齢の同僚が増えたことが嬉しいそうだ。
「HITONAM」には1時間半ほど滞在した。店を出る前、オガサワラさんに写真を撮っていただく。
池上本門寺に腹ごなしの散歩に行く。今日は風も暖かい。
境内の桜は木によってはまだまだお花見が楽しめる。
でも主役はやはり新緑である。
本門寺公園の木洩れ日の道を歩く。
ジャンプしてみましょうか。
ジャンプ! 彼女の影もジャンプしている。
忘れ物だろうか、広場に持主のいないゴムボールがあった。 ボールと戯れるのは久しぶり。
スローイングの動作はなかなかのもの。バスケットやってました?
でも、キックはあまり上手くない(笑)。
子供たちが集まってきたので、われわれは退散いたしましょう。
彼女、これで童心に還ったのか、子どもの頃以来という木登りにもトライ!
きっとオテンバな女の子だったに違いない。
新緑の中でポートレイトを撮りましょう。
自由に動いてもらう。 羽ばたくように。
振り向いて。
ばらついた髪を押さえて。
舞うように。
躍動感のある素敵なポートレイトが撮れましたね。
他にも趣の違うポートレイトも撮ったので、数点あげておきましょう。
エレガントに。
リリカルに。
センチメンタルに。
ドラマチックに。あるいは『ロミオとジュリエット』風に(笑)。
本門寺には1時間ほど滞在した。
「HITONAMI」にいるときに「スリック」に電話して「2時過ぎにうかがいます」と伝えてある。 ちょうどいい時間です。
カフェ巡りのときにどのカフェに行くかは基本的に相手の希望を優先する。彼女は「スリック」は4度目の訪問。気に入ったカフェには何度も行くというのは私と同じ指向のようである。
シフォンケーキは私は4月限定のローズ&ラズベリー、カオルさんはプレーンをチョイス。確かに彼女のチョイスは一理あるもので、どうしても季節限定のものをチョイスしたくなるが、そうすると、私のようにしょっちゅう来ているわけではないから、定番のシフォンをなかなか食べる機会がない。今日は定番中の定番を彼女はチョイスしたのである。
紅茶はシフォンケーキに合わせてチョイスする。私は・・・なんだっけ(笑)。領収書には銘柄まで印字されているのだが、ここは彼女が支払ってくれたので、私の手元に領収証がないのである。ラッフルズホテルのアールグレーだったような気がする。彼女は・・・アフタヌーンティーだったような気がする。★後記:ブログを読んだ彼女から「先生の飲まれたのはキームンです」とラインのメッセージが届いた。
最初に紅茶が運ばれてきて、しばらく時間をおいて、シフォンケーキが運ばれてきた。その間に私は一杯目の紅茶を飲み干した。シフォンケーキはクリームをサンドしたりトッピングをしたりしたり時間がかかるのだ(おまけにテイクアウトのお客さんの対応をマダム一人でしなくてはならない)。
生地にバラの香り。トッピングのラズベリーはハッとするほど酸っぱい。
「スリック」には1時間半ほど滞在した。お客さんがいっぱいで、マダムとはあまりおしゃべりできなかったが、あとからカオルさんからレインで「 スリックのシフォンケーキ、いつも通り見た目も味も素晴らしかったです(とお伝えください)」とメッセージが届いた。はい、マダムに伝えておきますね。
卒業3年目、新しい職場で気持ちも新たに頑張ってください。次は夏カフェで会いましょう。「ピーチメルバ休暇」を木曜か金曜に取れるといいですね。
夕食は春野菜の天ぷらと竹の子ご飯、味噌汁。
蓮根、春菊、タラの芽、そしてフキノトウ。春の天ぷらは美味しい。
竹の子ごはんはとの組み合わせがいい。
デザートは苺。
昨日、マユミさんからお土産にいただいたうなぎパイも食べる。
今日、「有隣堂」で購入した野矢文昭編『20世紀ラテンアメリカ短篇選』(岩波文庫)。巻頭に置かれたオクタビオ・パス「青い花束」を読んで驚いた。なんて瑞々しい文体だろう。文体に新鮮な感動を覚えるなんて久しぶりである。
同じく「有隣堂」で購入した『なつぞら』のガイドブック(NHK出版)。来週から、広瀬すずが本格的に登場する。
2時245分、就寝。