8時、起床。
近所のコンビニ朝食用のパンを買いに行く。昨日から始まった「蒲田屋」のあった建物の解体工事はあっけないほど一挙に進んでいる。
パン、サラダ(+ウィンナー)、牛乳、紅茶の朝食。
今日の『なつぞら』。ここまでなつの味方、よき理解者であった泰樹(草刈正雄)が農協との確執から時代遅れの頑固者となり、なつと対立する存在になってしまった。あるいは泰樹の側から見れば、いい子だったなつが反抗期(思春期=発情期!)に入ったということである。子どもが大人になって行く過程で、親への反抗は必然的に通る道だが、親のいないなつにとっては、泰樹との対立がその機能的等価物なのである。そしてそれは予定されていた進路(酪農)の変更の一要因となるのだろう。つまりドラマ的にも必要な出来事なのである。
昼前に家を出て、大学へ。専門学校の桜並木は新緑の並木へと変貌した。
3限は大学院の演習。今日からの3回は毎回2名ずつ自己紹介的に自分の研究テーマについて発表してもらう。今日はマスター2年のY君とマスター1年のLさん。
演習を終えてから「メルシー」に昼食を食べに行く。
安定の味、チャーシューメン(630円)。
戻ってくる途中でお八つの鯛焼きを買い、研究室で食べる。
卒業生のケンゾー君(論系ゼミ2期生)からLINEのメッセージが届く。昨日、お子さんが生まれたそうだ。メッセージの冒頭「お疲れ様です」と書いているのが何だか可笑しい。「お疲れ様」なのはあなたの奥さんでしょ(笑)。無事ご出産おめでどうございます。お子さんが生まれて家族の物語は新しいステージに移行しますね。「夫」+「父親」。役割が増えるわけで、夫婦関係が「産後クライシス」に陥らないために、狩野さやか『2人は同時に親になる』(猿江商会) を読むことをお勧めます。しっかりね。
5限は講義「日常生活の社会学」。
今日は卒業生が仕事終わりに研究室を訪ねて来る・・・というのは私の勘違いで、約束したのは来週だった。妻には夕食は食べて帰ると言ってしまっている。
日曜日の句会の予約の確認がてら「カフェゴト―」に寄る。
ショーケースには大好物のタルトタタンがあったので(焼く回数を前より増やしているそうだ)、注文する。これで夕食は軽めなものになることが決定。
紅茶はアップルティー。「まやんち」や「スリック」などの紅茶専門店では、ポットのお茶を頼んだ場合は、最初の一杯はお店の方がカップに注いでくれるが、一般のカフェでは客が自分でカップに注ぐ(ことがほとんど)。ここももちろんそうなのだが、前者に馴れている私は、「あっ、ここはセルフサービスなんだ」と、一拍遅れて気づく。他のパターンとしては砂時計がテーブルの上に置かれて、砂が全部落ちたら注いで下さいというのもある。あるいはもっと大雑把に「お好みのタイミングで」と言われることもある。
結局、夕食は、蒲田に着いてから、「ちよだ鮨」で握りをテイクアウトして、家で食べることにした。
明日も授業はあるが、授業としては木曜日がピーク(準備や疲労が)、木曜日の夜はちょっと早めの週末気分。
2時、就寝。