8時、起床。ソーセージとキャベツの炒め、トースト、紅茶の朝食。昨日のガイダンスのときに、個人的な質問はメールで受け付けますと言った効果で、さっそく3人の学生から問い合わせのメールが来た。それぞれに回答のメールを返す。
午後から大学へ。途中、「テラス・ドルチェ」で昼食をとる。生姜焼きセットを注文。生姜焼き、キャベツ、コンソメスープ、ご飯、そして食後に珈琲。これで960円。定食屋で生姜焼き定食を食べて、喫茶店で食後の珈琲を飲むよりも安上がりだ。食事のできる喫茶店のよさはここにある。
珈琲を飲み終えて、さて店を出ようかと思っているところへ、隣の席に若い女性の2人客が座り、一人は生姜焼き、もう一人は生姜焼きの大盛を注文した。若い女性、それも小柄な女性が生姜焼きの大盛を注文したことに驚き、大盛とはどの程度のものなのかにも興味があったので、しばらく待つことにした。ほどなくして運ばれてきた生姜焼きの大盛は、たしかに、肉の分量もご飯の分量も多かった。
今日は卒業式。まずは二文の卒業パーティーに顔を出す。社会学基礎演習の学生たちに会いに行く。会場のカフェテリア前でキョロキョロしているとすぐに10数人の学生と出くわした。用意しておいた紅白のイートンペンシルはたちまちなくなってしまった。ひさしぶりに話をする学生が多かったが、みんな、元気そうで何よりである。社会学基礎演習は入学したての1年生のための授業で、学生たちの目が生き生きしていたから、こちらも張り合いがあった。彼らのよくしゃべること、しゃべること、私がじゃあ今日はこのへんでと言ってもおかまいなくしゃべっていた。いま、それぞれの進路も決まり、あの頃と同じように彼らの目は生き生きとしている。
唐突ではあるが、彼らのリクエストに答えて、ここで小雀の写真を載せる。
珈琲カップに映る自分の姿と戯れる小雀
7時から、恵比寿ガーデンプレイスにあるウェスティンホテルでの一文の社会学専修の謝恩会に出席。今年度の卒業生の多くは1年生のときに私の社会学基礎講義をとっていたと思うが、大教室での講義ゆえ、履修者の顔は覚えていない。顔を覚えているのは2年生のときに私の演習をとっていた学生たちだけで、3年生、4年生のときは、もう私は現代人間論系の方にポジションを移していたので、卒論指導を2名担当したのみだった。それで、会が始まって最初の頃は、手持ち無沙汰であったが、途中から、会話の量がどんどん増えていった。 私にジャンケンで3連勝して『日常生活の社会学』をゲットする学生も現われた。
那須先生のゼミの学生たち
木村先生のゼミの学生たち(木村先生も入っているが知らない人にはわかるまい)
2年生のときの私の演習の学生たち
この2人も(上とダブっている人が本をゲットした)
この2人も
今日初めて話をした人もいる
司会や受付をやってくれた
9時半に閉会。みなさん、お元気で。木村先生と恵比寿の駅まで歩く。動く歩道で東京の人は歩かない人が多いですねと、大阪出身の木村先生は言った。