この時期、本屋さんの店頭の目立つ場所に必ず登場する「男の料理」本(爆)。いうまでもなく、退職、あるいは早期退職、もしくは懲戒免職(爆)、リストラ(一部意味明瞭)などで家にいることになったお父さんがターゲットのジャンルですが、そんな本をめくっておりますと必ずや登場するのがこれ!ニンニクご飯、もしくはガーリックライス。レシピは様々あるようですが、ニクを焼いたあとの旨味をいかに回収してご飯にしみこませるか、ここがキモっす!
まずはフライパンに油を敷いて(オリーブオイルが理想的、ただしEV、すなわちエクストラバージンなどを使っていては家計がたまりませんからフツーのオリーブオイルを探しましょう)弱火でニンニクをあぶる。茶色くなるまで火入れをおこなってアブラにニンニクの香りを移します。これさえやっておけばもうできたも同然。
茶色に染まったニンニクを取り出して、ニクを焼きます。控えめに塩コショウを振っておくこと。焼き加減は経験とカンしかないです(爆)!内部の状態をひたすら想像しながら焼くしかない!たまに生焼けあるいは白焼き(爆死)となって家人の顰蹙もかうでしょうが、なにありがたい牛肉です。どってことない(爆)。途中でバターを添加してもよし。焼きあがり近辺となったらお醤油を適量回しかけて、ニクに香りをつけます。ニクを取り出したところへご飯投入。炊き立てなどを投入しようものならベタベタにくっついてこの時点で終了(爆死)となりますので、ご注意。できれば昨日の晩御飯の残り、くらいなエイジング(違)の進んだ個体が望ましいです。フライパンにはアブラがしっかり乗っていますから、こびりつきなど一切なしに理想的なガーリックライスが出来上がります。今日はそこへ刻んだクレソンをまぶして、ニクとの相性をさらに良好なものとします。夏に向けて隣家の家庭菜園からいただく(一部謎)大葉などを刻んでまぶしかけて御覧なさい、ミシュラン1つ星級間違いないって(うそ)。
で、男の料理、となったときには後片付けなど一切なし、フライパンから半径1mに飛び散ったご飯粒がどうしたってんですか(爆)、そのままビールとこれをかっ込んでさっさとBSを観てソファーでうたたね、と・・・これで「2度とキッチンに立ち入らないように」とのご託宣を頂戴した挙句、男の料理本も2冊、3冊と毎年買い換えられてゆくのですた(完全意味明瞭)・・・ううむ、これ、美味しいんだけどね。