またしても履き道楽(爆)。有名な一足ですが、調べてみましたら、このウエストンのローファーは60年代のソルボンヌ大学のエテュディアン(爆)のあいだで大ブレークののち、当時はオサレのモデルをパリに置いていた(にあわねって)アメリカの学生のあいだにも広まって、世界的なヒットとなった由。ニッポンではヒロタのローファー(懐)がこれの「まんまコピー」をやらかして、恥知らずなまま(爆)長いこと売っていたですが、学生時代にお世話になった方も多いことでしょう。あ、これは今でも売られていますね。現役高校生のみなさまの定番といっても良い。制服指定の学校さえあると聞いたことがありますが、ただのコピーなのだ、と知ったらどう思うのでしょうか?甚だギモンなり。
さて、本家(完全意味明瞭)のウエストンのこのモデルはじつは耐久性が凄まじい。リーガルのローファーも、さすがに20年も経ってしまいますときっちりお手入れしてはいても、ほつれやヤレ、さらには破れがそこかしこに、ということになるのですが、画像をご覧になってお分かりのように、ウエストンのこれにかんしては新品同様(きつぱり)。この靴の性格はまさしく普段履きですから、結構手荒く扱っておりましたし、雨の日でも平気で着用しておりましたが20年、いや25年はいてもオールソール1回のみ。トゥにはスティールをかましてあるので、そのぶんソールが逝くまでは履き続けられる仕様としてあるのも効いています。現在ではユーロ高も効いたか、タイヘンな価格となっておりますが、まだまだその価値は色褪せませんて。お迷いの方がいらしたら、是非に、とオススメしておきましょう。私の一足はネイビー。ハイライトがあたるとハデなブルーとなってアピールするわけですが、ジジイはいってきた昨今、爬虫類系をひそかに狙っております。店頭実勢小売価格軽く70マソ(驚愕)。ううむ、どうするか、ってどうしようもない・・・(爆沈)。
ショーンゼリゼの本店に赴きますとこいつのレッドしかもクロコダイル、などというのがディスプレイしてあってたまげますが、まったくステキですねい(爆)。かたちはそれこそドン臭いのですが、甲のあたりを締め付けてくれる履き心地は極上。一度はお試しください。店頭ではなんと常時6種類ものワイズ(幅サイズ)をそろえているので、どんな足型の方にも注文靴に近いフィットが得られるようになっているのもニンキの秘密っすね。もうね、ヨダレながすか、というくらいにミゴトにフィットしてくるので「自分には合わないや」といって帰れない仕組みとなっているわけっす(爆)。
画像では靴本体よりもシューツリーのほうがヤレてしまっているのが笑えますね(爆)。ううむ、名品は色褪せないぞ!