嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なるボクスター(爆) 怒涛の更新中! U教授からのご託宣

2011-09-09 21:52:19 | 今日の逸品

Dsc03388 U教授は、かつて某メーカーのプルーヴィング・グラウンドで、ミッションの開発に携わっておられた人物です(そうだったのか、どうりで)。

そのU教授が今回、お仕事でおいまつえんにおみえになりましたので、TIP-Sについていろいろと伺っておりましたところ、TIPに代表される、MTモウドつきATではMTモウドにいれた瞬間にシフトパターンが変わり、ロックアップ状態からロックアップ状態へのダイレクトシフトが行われるのがデフォルト、なのでトルコンのスリップを嫌う場合にはMTモウドを選択するのがジョーシキ、とのご託宣!・・・ええっ?そうだったの~?、だったらマニュアルにそう書いといてくださいよ~てなもんです(爆)。どうりで、手動シフトの時にはレスポンスいいわけだわ(当然ですが)

Dsc03355 考えてみればごもっとも、なわけですが、イパーン的な知識としては、まずはトルコン領域で、4なり、3なりにシフト。その後にロックアップというプロセスを経る、という理解なので、イキナリロックアップ、というのは知らなかった。TIPなんてごくフツーのATですから、そのあたりのレスポンスはほとんどあきらめていたので、これは朗報ですよ!かように本当の意味でのダイレクトシフトが行われているのだとすれば、これは積極的に使いたくなる、というものです。

おーし、これで役者は揃いますた(なにが)!あとはMTとTIPのギア比を詳細に検討しつつ操り方を模索するといたしましょう。マニュアルに画像のようなデータがさらりと載せられているあたりもさっすがポルシェ、と感動しつつ以下痔号。U教授、ありがとうございますた!

画像は、トクイチオートでバッテリーテストに臨むボクスター君。さすがに新品なわけで(爆)、見事に合格でしたが、なかなかハードなテストですよ、これも。


加齢なるボクスター(爆) トクイチオートにて

2011-09-09 17:23:12 | オンロードでの出来事

Dsc03379 さて、道を誤って(まだいってる)、トクイチオートにPJ認定中古、ただしピカピカ(関係ないから)を納車の2日後に入庫させてしまったこの私。マイスターのテストドライブに同行することに成功!

が、クルマを走らせることほんの30mでマイスターがおっしゃいました。「大変残念ですが・・・

・・・これポルシェやないねえ~・・・」

キタ~!!━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

これですよ、これ!・・・久々に聞いた、といいますか、たしかこれ、私がはじめてトクイチオートに964カレラ2カブリオレで伺った折にもほぼ同様の地点で同じコメントをきいた記憶がアザヤカに蘇りました~(むしろサワヤカなまなざし)!

どは~、やっぱり(脱力)。で、どこがどうダメなんでしょう?と問いかけますと、大方の予想通りですが、「デンキがきとらんのよ」と・・・ううむ、バッテリー新品のはずなんすが・・・って、そいうモンダイではない!網の目のような配線のなか、デンキが通りやすいところにしか通ってない、というイメージなのだそうです。

ブレーキは予想通り、F、Rのバランスがダメダメ。タイアは2007年の10週目製造で、ゴムは生きてはいるんだが、これからテクノフィットを行ってどうの、というのは不可能。あと1万キロ程度はガマンして、それから、ということになりますた。ただしEBSエア充填はおこなわれる模様。決めて、といえるタイアのフィッティングが先送りされることで、あらたなるタノシミが生まれることとなりますた!

Dsc03386 そしてATFのヤレも指摘されますた。低中回転域のトロさの原因のひとつでしょうが、リフトアップののちのぞいてみますと、エンジン下部のメンバーを取り去り、サスペンションパーツも一部はずしての大作業となる由・・・こりゃあいくら認定中古でもやりたがらないわけだわ、それに3年6000kmでわそもそも必要ない、と「認定」されるのでしょう(爆)。本来ならばPCに持ち込んで、となる部分ですが、こうなったらもう他へはいけませんて。アライメントにも問題ありなのだそうで、ゾロゾロ問題点が指摘されて清々しいほど。

こうしてわがボクスターはbosch tune up トクイチオートの最新のノウハウでパフォーマンスを取り戻す見込み!メカニックのKさんによれば、素材としては申し分のないうえに「なんにもやられてない(完全意味明瞭)個体」なのがさらにヨシ!である由!ううむ、ヤター。ちなみに、当初はこれら一連のダメに対する整備を分割して行う予定でしたが(クルマを段階踏んで、ステージごとに育てるイメージですね)話題のイオンブリッジ装着までイッキに進めてしまうことになりますた(祝)。

出庫する日がいまから待ち遠しいです、はい~。

さらに痔号へと続く・・・


加齢なるボクスター(爆) 現実をしっかり見つめましょう

2011-09-09 15:00:32 | 加齢なるボクスター

Dsc03344 さて、現実その1。まばゆいばかりのボディとは対照的ないかんともし難いマフラー出口・・・ううむ、ボクスターのハイライトといってよい造形美ですが、内部にこびりついたこのスス!これ、納車の翌日の撮影でして、たしか前夜にはアウトバーンで6000rpmを10分程度やっております(一部意味明瞭)のに、これですよ・・・要は「ちゃんと燃えてない(きつぱり)」。このぶんだと乗れば乗った分だけススはたまってゆくことでしょう・・・さらにブレーキ。洗車していて気がついたのですが、フロントのホイールはブレーキダストが堆積するくらいに汚れが看取されるのにDsc03351 対して、リアはキレイなまんま。ほとんど新品のようなツヤが残されていて、ダストの付着した痕跡が一切ありません。つまりはリアブレーキは新車痔から動かされていない(キツパリ)。どうりでフィーリングも悪いはずです。効きそのものは充分にあるのですが、コントロールが・・・といったらよいでしょうか。扱いにくいわけです、非常に。

ちなみにホイールにはポリラックコーティングを施してありまして、これが効く!なんともいえないツヤが戻って満足度高し!軽めのダスト汚れなども削り取ってしまう感じなのでやめられませんわ。

まだまだあるのですが、いずれも文句言ってるわけではないので念の為。ポルシェの、それもPJの認定中古でも現実にはこのレベルで引き渡されている、と、そういうお話です。つまりは、オーナードライバーとなったあかつきにはしっかりやることがある、というわけ。買ってそのまんま乗っても70パーセント程度しか味わうことはできない、とそう理解していただければよいでしょう。

痔号では北海道から仕事でみえたU教授が登場!なんとウラワザのご教示がありました(瞠目して待て!)