U教授は、かつて某メーカーのプルーヴィング・グラウンドで、ミッションの開発に携わっておられた人物です(そうだったのか、どうりで)。
そのU教授が今回、お仕事でおいまつえんにおみえになりましたので、TIP-Sについていろいろと伺っておりましたところ、TIPに代表される、MTモウドつきATではMTモウドにいれた瞬間にシフトパターンが変わり、ロックアップ状態からロックアップ状態へのダイレクトシフトが行われるのがデフォルト、なのでトルコンのスリップを嫌う場合にはMTモウドを選択するのがジョーシキ、とのご託宣!・・・ええっ?そうだったの~?、だったらマニュアルにそう書いといてくださいよ~てなもんです(爆)。どうりで、手動シフトの時にはレスポンスいいわけだわ(当然ですが)
考えてみればごもっとも、なわけですが、イパーン的な知識としては、まずはトルコン領域で、4なり、3なりにシフト。その後にロックアップというプロセスを経る、という理解なので、イキナリロックアップ、というのは知らなかった。TIPなんてごくフツーのATですから、そのあたりのレスポンスはほとんどあきらめていたので、これは朗報ですよ!かように本当の意味でのダイレクトシフトが行われているのだとすれば、これは積極的に使いたくなる、というものです。
おーし、これで役者は揃いますた(なにが)!あとはMTとTIPのギア比を詳細に検討しつつ操り方を模索するといたしましょう。マニュアルに画像のようなデータがさらりと載せられているあたりもさっすがポルシェ、と感動しつつ以下痔号。U教授、ありがとうございますた!
画像は、トクイチオートでバッテリーテストに臨むボクスター君。さすがに新品なわけで(爆)、見事に合格でしたが、なかなかハードなテストですよ、これも。