嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

中古のCar Shoeを手に入れてリセットをかける-5 じっさいに履いてみてどうなのか=インプレッション

2012-10-16 19:28:12 | 履き道楽
Dsc06889さあて、いよいよじっさいに履いてみてのインプレッションでございます・・・え、なに?どこいったのかって?ポロ彦さまに乗って、近所のツルヤに行っただけなんですよ~、時間なくて(脱力)…

でもね、ドライビングってのはなにもアクセルを思うさま踏みつけてギャンギャン言わせるばかりではない。運転そのものを冷静にみてみますと、アクセル開度なんてごくわずか。50パーセント以上あけた、などというのは全体の1パーセントにも満たない。

現実には平均速度22km程度の超低速走行のなかでクルマを「走らせる」というのには、あまりにも低速。ズルズル「ころがす」、または「はいつくばらせる(爆)」というのがニッポン、いや本州の大多数のクルマの走行パターン。

足元方面でみてみますと、ミリ単位のアクセルワークにビミョーなブレーキングを要求されるという、ストレスフルで難易度がおそらくもっとも高い(面倒ともいう)パターンが大方の傾向でしょう(そんなにかい)!

日常の使い方がこれなので、ドライバーさんはみんななに履いて運転しても変わらない、と誤解しそうになりますが、とんでもない。じつはどんな履物でペダルをあやつるのか、これすごく大切なテーマ。Car Shoeみたいな特化した履物(爆)を特化されたシーン(運転時のことです)で使うと、この「はいつくばり」すらも非常に楽しめることに気がつく昨今。

まずね、持ち上げてみてぶったまげます!この軽さ・・・そりゃあそうです。一枚皮のつくりに裏地一切なし、さらに底面には靴の中でもいちばん重いはずのソールがついていない・・・とくれば・・・片足あたりそうですねえ、200g程度なんですよ、ほんとに。ですから心許ない、のかと思いきや、そこはそれ所謂、クラフトワークというやつでアシ全体をやんわり包み込むような履き心地は秀逸。

さらに運転ポジションについてみて気がつくのですが、ペダルを踏んだフィールが「限りなく裸足に近い」・・・Car Shoeの本領はは実はここ!詳細次号(まだひっぱるのか)





中古のCar Shoeを手に入れてリセットをかける-4 仕上がり

2012-10-16 10:05:11 | 履き道楽
Dsc06884油脂を補給いたしますと、色が戻ります・・・画像手前がドライ=すっぴんの状態…ビミョーなチョコレート色なのが見て取れますが、そこへジョンロブのデリケートクリームを極薄ぬりで5周(爆)!奥のようなブラックに近いダークブラウンにしっとり落ち着きます・・・

この状態でさらに2日放置。表面をナデナデいたしますと、しなやかさが戻って皮本来の風合いが戻っております。
想像いたしますに、ソール交換となったときには中敷きを外して接着されているイボイボをブロックごとに交換するだけで、いとも簡単に蘇るのでしょう…ううむ、そのときがまたタノシミというものでございます。

Dsc06883さあて、リセットはこれでおしまい・・・いよいよ履いて、ドライブに出かけてみましょう(爆)・・・以下痔号



987ボクスタードライビングマニュアル ブレーキングのお作法(爆)

2012-10-16 09:48:09 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル
Dsc06538先日、トクイチオートでのタイア交換の折にブレーキングフォースの落ち込みが看取されたために、パッドを外して点検していただいたのですが、ブレーキパッドの表面にかすかにクラックが発見されてしまい、すわ交換か、となったのですが、使用には差し支えない微小なものだった由でブレーキ系クリーニングのうえ、効きそのものは復旧したのですが、そのあたりを北海道から治療会でおみえになったU教授にお訊ねしてみますと・・・

これね~(例の調子で)、踏み方ひとつなんですよ、とにべもないケツロン(爆)。ようはヘタレの証拠というわけでございます(号泣)。だって~、どこかで読んだドラテク本にブレーキは「強く短く」踏め、と書いてあったんだも~ん…(と、また他人のせいにする)。ま、たしかに「強く短く」というのは、当然といえば当然なのですが、U教授によれば、そのブレーキングGの「立ち上げ方」こそがすべてである、というわけです。

私のイメージではブレーキングは「ガマンしたのち」に「ドーン」とかます、というお作法なのに対して、ジンワリやんわりとGを立ち上げたのちに(ここがキモ)、さらにGをかける、という所謂「2次曲線」のイメージでブレーキングせよ、とのご託宣だ!「なめるようにかけてみよ」とのアドバイスもございました・・・が、考えてみますと、ブレーキング開始のタイミングをはじめ、その時点での車両や周囲の状態、コーナーのRなどなど、まさに毎回違う、のが現実で、私の場合はATですからまだしもMTだなどということになれば、さらに忙しい・・・ドライビングもまた突き詰めると奥が深いのう、となります(ヘタレの戯言)

ブレーキングは回転エネルギーの熱エネルギーへの変換であるから、その温度上昇を急激に行ってはならじ、ないしは、温度上昇のプロセスにこそ気を遣ってしかるべし、というわけです。うひい、またしても難題が突きつけられております!せいぜい、禿げむといたしましょう。

U教授、有意義なアドヴァイス、まことにありがとうございました。次のパッドこそは上手くやるぞ~、って、オレは炭焼き職人かっ(懲りてない)。