私的ゴルフ論をやっていると、年が明けてしまいますから(爆)やめておきますが、少なくともゴル2に乗っている頃には現在のようなゴルフのラインナップが小排気量+ターボ一辺倒で売られる時代がやってくる、などとは考えもしなかったものです。
これは善し悪しではなく、時代の流れ。
楽しいか、つまらないか、でいったら間違いなくつまらない(きつぱり)。
E-GOLFのプレスリリースも行われるなか、ガソリンエンジンの終焉というか、そういう進化(対応にすぎない、というべきでしょうが)の現場に居合わせたことは、興味深いわけで、作り手でない限り、受け入れるしかない現実です。
考えようによっては内燃機関のピークをまさにいま味わっているのだ、ということもできるでしょう、多分。
少なくとも私の世代ですと、たしかポパイあたりが言い始めの最初だったかと思うのですが、「ボーイズレーサー」というキーワードのもと、小排気量ながらNAハイチューンのエンジンを積んで、エンジンぶち回して大排気量のクルマに競り勝つ(ばか)というノリがあったのはたしか。
まあね、エンジンぶち回したところで自己満にすぎない。すぐに前走車に追いついてしまうし、アクセルなんて開けてもせいぜいが5割程度まで。ですが、少なくともそういうモノを持って(飼って)いる、という気分ははなかなかなものですた。クルマの世界はとことん自己満。勘違いやタダの思い込みもまたご愛嬌の世界(一生やってろ)。
いまの20代あたりのドライバーさんにそんなことを説いたところで、「ばっかぢゃね(嘲笑)」と言い放たれるのがオチというものですが、クルマ選びのキーワードに欠かせない要素のひとつには、たしかに「高回転型エンジン」という要素があった、というのは忘れては逝けない気がする昨今(ばかですがね)。
すでに遠い昔のノリなのですが、MTをスコスコ操りながら、エンジンの雄叫びを耳に回転をあげてゆくのはキモチ良いことにはかわりない。これ、味わわずしてなにがドライバーか、とそれ位なものです、はい。
というわけで、過給器つきのエココンシャスな今のエンジンはバツ!多少、効率が落ちたところでそれがどうした、と今回はそんな選択をかましましょう(予定にすぎません)。
ちなみに画像は世代違いのDOHC16Vできっちり武装(違)したポロ(爆)。
いまでは考えられないような比較的、高回転でトルクが盛り上がる仕立てで、3500rpmから4500rpmにかけて、2次曲線を描くのがきっちり感じられる希有な存在。また同モデルの他の個体にはけしてみられないアイドリングプラスの極低速からも楽しめるドライバビリティを有するのが大きな特徴。
売るか、となって乗ったとたんに機嫌を損ねる、というのは中古車のジンクスのように語られていますが、うちのポロってのはそもそもそういうレベルにない、と断言しておきましょう(きつぱり)。
中華、こうして書いておりますと、特段の手放す理由がないことに気がつく昨今(爆)。ここまで仕上げるのに10年12万キロですもんねえ(とほひめ)。
以下次号