今日は毎月恒例の、北海道在住のU教授の治療会。北海道からわざわざ長野まで出向いていただきます。
新幹線駅までB子さんでお迎えに上がり、ちょうど患者さんのキャンセルが出て、時間に余裕ができたので、ちょいと遠回りをして、高速道路と山岳区間を走らせていただきますた。
当然、ベースのゴルフとの比較をしがちになるのですが、そこはまあ仕方がない。B子さんの場合は出生地のメキシコ工場ならではの「ユルさ」がまずある、とのこと。
僕もこのボディだけはなあ~、と感じてはいたのですが、そもそもこのカタチありき、で買っているので、いまさらモンクいう気はございません。ゴルフ5時代のゴルフとジェッタの関係に非常に似ている由。
U教授ももろに、ゴル5ジェッタのオーナーだったわけで、やはりそうか、と。メキシコの空気を感じたひととき(爆)。
クルマとしてどうなの、となったときにはやはりゴルフのほうが、ということになるのでしょうが、全体のこの雰囲気はやはりビートルならではなので、あとは好みのモンダイ。けれど、ゴルフとビートルを純粋に比較して買う人なんてそもそもいないって。2枚ドアはそれだけで用途限定だし、タイプ1の時代と違って、こいつは結構、派手でオサレ。このビートルは実は乗り手を選ぶと思います(私に似合うかどうかは別問題っす)。
元祖ビートルの時代はこれしか選べなかったわけですしねえ。それを考えると本当にゼータクになったものです。ゴルフの被せものの一環で、ビートル「も」選べるだなんてねえ。
私はゴルフ6のクーペである、という解釈で買いましたが、ボディのユルさも含めて満足度高し。恐らく、次のマイナーチェンジで、アイドリングストップや気筒休止なども盛り込まれてしまうのでしょうが、それらなしのビミョーなスキマまで普段使いとして、ちょうど良い気がいたします。
不整路面のいなしについては、やはり大衆車の限界を露呈してしまうか、という評価。同じ道をボクスターで流してもまったく乱されないし、いなしも効いている。この辺りはシャーシへのお金の掛け方の違いである、とのことです。
U教授の現在の愛車はBMW X1(通称バツイチ号)ですが、ビーエムもやはり走り方面には予算を使っていて、そういうことは、試乗しただけでは気がつかない。やはり所有してみないと見えてこないものだ、とおっしゃっておられますた。
あとは件のボディがどうやれてゆくか。塗装も怪しげですし、いろいろとありそう。それにしてもビートルの新(古)車を買うとはねえ~(いまさらですが)。