嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

祝!衣替え2013

2013-05-20 09:18:25 | コスメ・ファッション
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いまや国民服ともいえる、機能性を盛り込んだ衣服をそこはかとないトレンドなんかも巧妙に盛り込みつつ、お買い得感これでもか、という付加価値を盛り込んで展開するユニクロですが、現在のように全国民、最低でも1枚は持っているのではないか(ほら、ヒートテック持ってるでしょう?)、とも思える全盛期となる以前には、衣替えなんて、着た順に洗濯してしまい込んでゆけばいいや、程度の行事でございました...

ところが、ユニクロ以降、はどうでしょう?衣料の点数が一気に数倍にふくれあがってしまった関係で、いちいちしまい込んでは出し、のいわゆる正調「衣替え」を繰り返して、シーズンのものを着られる状態にしておかないと、いっぺんも袖を通さない服が増え続ける。
どんな服を持っていたのかすらも忘れてしまうくらいなものです(私だけでしょうがね)。

週末限定の「特価」にやられて買うわ買うわ、色違いで同モデルを揃えちゃったりするのも着道楽といたしましては夢のよう。シャツなんかの例えですと、ボタンダウンシャツ一枚は80年代には6000円から10000円が相場。2000円以下のお安いのもありましたけれど、ほとんど使い捨てクオリティ。わざわざ売り場に出向いて素材とカッティングを吟味しつつ買う、というのにはこれくらいの価格帯が中心だったものです。これがまた楽しくてねえ~(とほひめ)。

が、そこへユニクロボタンダウン=1990円、週末限定で1290円、しかもクオリティほぼ一緒、なんてえのがきちゃったらもう、アータ(爆)。一枚の予算で3、4枚は逝ける、となれば買わない方が損した錯覚に陥る、というものです。

おかげさまで、10枚程度だったシャツは一気に数倍にふくれあがり、シーズンの終わりごとに「あっ、こんなのあったんぢゃん」となるのですが、結局着ないまま放置、というのが増える増える。

というわけで、ここ数年はじつはユニクロがよいも自粛中。というか、昨今のセンスにはついていってない、というのが実情でございます。ぜんたいにスリム中心のフィッティングとなったあたりから拒絶反応が出るようになり、80年代の衣料を引っ張りだしては着倒す昨今。いまでは、80年代衣料に特有の高クオリティを楽しむ昨今。いやあ、よきかな。



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