気がつけば師走。1月からここまで、目まぐるしく活動を続けてまいりますたが、今年もあとひとつき。前代未聞のこのコロナ禍。無事にやり過ごせるのかどうなのか、まだまだスリリングな毎日でございます(爆)。
毎日の散歩だけが唯一の息抜きだでかんわ〜(なぜか岐阜弁)、というので天気の良い日も悪い日も出かけるのを楽しみにしているのですが、ここへきて画像のRL、ヒマラヤジャケットがだいぶヤレてきてしまいました。
極寒時の毎日のお散歩や、ロンドン詣でなどにも動員して、着用頻度は冬季のほぼ毎日でしたから無理もありませんが、袖部分の内側、胴体と擦れる部分がそろそろみすぼらしい感じ。これが味なのだ、といえばそうですが、まあこのまま温存するとして、去年あたりからモンクレールXコムデギャルソン
ジュンヤワタナベなども買い足してローテーションを組んでおりました。
今年は秋の終わり頃からユニクロが伝説のジルサンダーコラボ、ひさびさにやるからな、とサイト上で予告していたので、そいつを待ってから動く作戦でおりました。
ジルサンダーは泣く子も黙る、素材の鬼。ミラノコレクション以降、爆発的にヒットしたのはよいが、プラダグループに買収されてからはコストダウン、つまり素材と造りのグレードダウンを強要されそうになってグループを自分から出てしまったくらいの情熱とポリシーのあるデザイナーさんです。
ちなみに現在あるジルサンダーは、御本尊抜きで企画、制作されているまがいものである、という意見もあります。
モードだけではない、ドイツぽいドンくささもあるけど、よく吟味された当時のコレクションはいまだに人気。特にユニクロとのコラボものは、価格からいってありえない伝説となっております。あの価格だったからこそ、ここまで話題になった、といえると思います。
でなけりゃあ、服好き以外には認知されないクラスのデザイナーさんのはずが、いまやグローバルクラスのトップデザイナー扱いなわけですから。
その素材に関しては鬼なデザイナーさんが、なんとわれらがユニクロと9年ぶり3度目のコラボレーションをやろう、てんですからこりゃ騒ぎますわな(爆)。
ジルサンダーはたしかにポリシーあってリッパだけど、ファストファッションブランドのくせに彼女に3度も選ばれたユニクロもまたすげーわ、となるわけ。しかもご存知の通りのあのお値段レベルで、ですぜw。まさに唯一無二。初回のコラボの折には総毛立ったものですw。
というわけで、
どかーん、シリーズで一番ハデなモデル(爆)をチョイスしてしまいますた。宇宙服みたいな仕上げのマットなホワイト。
同型モデルにはキレイな裏地を使ったネイビーとブラックがありましたけれど、それだとすれ違っても、わかっていただけない(爆)ので、これにしてみますた。
万が一、このモデルが本家ジルサンダーからリリースされたら、70〜80万円はくだらない、ってなもんですよ、ホント。ある意味、モンクレールよりもずっとハデ。今年限定っすけどね〜(ばか)。
え、なにアンタが着たんぢゃ、キャバレーの呼び込みにしか見えねえ、って?「シャチョー、いい子いますけど」てかい。あ、そりゃそーだ(ここ故 志村けん調)。
一見、ハデに思えるホワイトですが、標高の低い関東関西あたりの都市部はともかく、この辺りでは一度でも雪が降ってごらんなさい。ミゴト、風景と同化して目立たなくなります。
ここへきて殊更に暗くなるのが早くなってきた晩秋〜初冬の夕暮れ時のお散歩時には絶好のアイテムとなっております(爆)。コストとの兼ね合いか、ダウンのフィルパワーも絶妙。必要最小限、ともいいます。
このあたり、わざとビバンダム化させるデザイン手法もありますけれど、今季からのユニクロではハイブリッドと呼ぶ、袖部分のみダウンを使わずに保温性能を確保したモデルに見えるようなスタイルのものも散見されて興味深いです。
ちなみにオンラインショップではこのコラボシリーズは一瞬でマボロシと化しました。全色、全サイズ、1分で完売でした。
コロナをおしてマスクかけながら実店舗に駆けつけたエンスーのみなさまの様子がテレビで中継されてましたっけ(完全他人事)。名古屋の店ではガラス割れたりとかね(苦笑)。
サイズが合わなかった、デカすぎたとかいうコメントがユニクロサイトに散見されますが、そもそも実店舗店頭でも奪い合いの大混乱の中、試着すら実際には不可能だったはず。
実際に着てみた感じでは、好みにもよりますけど、商品名オーバーサイズなだけにワンサイズダウンが正解か。
普段ユニクロのMでドンズバな私では、Sサイズでジャストフィットしております。ジルサンダーのコンセプトにしたがった場合にはMか?オーバーサイズ全盛の昨今。めんどくセー、というかビミョーなところですw。
かんじんの防寒性能に関しましてはまた後日。
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