さて、円高基調が最高潮の中、狙いすましたかのようにJohn Lobb Parisのロンドン店からバイリクエストのご案内を頂戴いたしますた。
私の邪推ですが、新コレクションのあまりの不振ぶりに、工場稼働が激減した挙句の起死回生策が、今回の異例のバイリクエストなのではないでしょうか。
前回の祭からはまだほんの5ヶ月ばかり。その時の注文品がようやく完成した頃にこれですから、こりゃアパレル業界全体の不振を語っている感じ。
ノームコア、とかいっていたツケが実は回っているのでわないでしょうか?
ノームコアスタイルの顧客=ファストファッションにはしる=カネにならないわけですからね〜(完全意味明瞭)。
ジョンロブの生命線は、じつはトラッドな保守路線のはずですから、この異例の8月バイリクエスト開催はかようにさまざまな憶測を生みそうです。
極東のいちファンといたしましては、まことに心配かつ意外な展開でございますが、支払う側といたしましては、なにしろこのレートですよ!
今朝の対ドルで99円!とまさかの二桁。もろに最高潮ですぜ。
円安時代の散財を取り返すべく(そうくるか)、ここは一発いっておくのがよいのか、それとも。とのモーソーはてしなく、ですが、ここは踏ん張りどころか(爆)。
節操なくコレクションを増やしたのでは、元の木阿弥(ばかだわ〜)ですし、コレクションの基本はすでに整えてあります。
ここまでのラインナップと服装との兼ね合いをみて、レーセーな判断を下さねばなりません。
画像は、フィリップ2のtabaccoスエード。プレステージクラスの最高峰。
国内定価でいってしまうと、すでに30を伺うイキオイの超絶モデルですが、今回のタイミングで注文が入れられれば、おそらくその半額程度で決着できるはず(VAT Refund後)。
いや、ちょいと待った!今日の円ポンドレートでしたら、なんとクラシックライン並のお値段で入手可能な模様です。
ポンドが本来の価値を帯びてきたな、という印象が強いので、ここはまた渡英計画を具体化させるべく、動き始めたところでございます。
まずは、目先の仕事をやっつけて、と。
うーん、そわそわ(ばかだねえ)。