いやはや、ながきにわたっておりますこのシリーズですが、ご容赦。
デジカメ、というものを見直すのには、まことによい経験というものでございます。
画像は5年来の友人(爆)サイバーショットTX1。ディテールのデザイン。カールツアイスの抜群の描写力、背面の液晶ディスプレイにみられる、当時としては洗練されていたUIなどなどで、現在でも通用するか、というデキがウリ。
こいつのタッチパネルのレスポンスがだいぶ怪しくなってきたのが、そもそもの買い替えの理由なのですが、それでも騙し騙し、つかえちゃうあたり、さっすがソニーのプロダクツでございます。壊れても動くことは動く国産車みたいだ(爆)。
悩んだ挙げ句に、思いあまって、Leica X2にまで手を出してしまったこの私ですが、じつはX2など使えば使うほど、このサイバーショットのすごさを知る始末となったのでした。
カメラではなく、画像の記録デバイスとしてみたときには、ほぼ無敵。私にはレンズ鏡胴がせり出さないこのタイプはいったん慣れたが最後、手放せないUIを持っているのだ、ということに気がつけたのはよい気づきというものでしょう。
というわけで、
ぎゃはは~、サイバーショット回帰の図、でございます(そうきたか!)
ただし、最新のTX30にいっていないあたりがミソ(爆)。いまや独壇場とも思える、SDカードをsony謹製のメモリースティックとの併用可能としたモデル(!)なのと、背面ディスプレイが歴代で最大に拡大(なんと3.5inch)されているモデルのデッドストックが10000円ちょぼでころがっていたのでした(けち)。
みれば、カメラ任せのフルオートモードに「プレミヤムおまかせ(完全謎)」などという、ものすごいモードが付加されていたり、SDの32GBが装着可能となってビデオカメラいらずのフルハイビジョン動画が長時間録画可能、マクロも1cmまで寄れて拡大鏡つきだったり、と道具としてさらに進化している!
デザイン的には実はTX1が上をいっているのですが、キープコンセプトなので許す!
安心感もあるし、さすがにブラインドタッチも手慣れたものですからして、いいぢゃないか~、これ。となっております。
ここまで、まことに長い旅を続けて参りましたが、身の丈にあったツールの発掘というのは意外に難しい一方、非常に楽しいことにも気がついた昨今。ところでX2は可愛がってもらってるのかなあ~(そっちかい)?