画像はB子さん近影。距離78000km。2013年モデルとしてはフツーか?ここまで散々、酷使されてきたB子さんは、いよいよ岐阜県各務原市のトクイチオートに入庫なさり、まとまった整備を施すこととなりました。
信州の冬を越して、夏タイヤに戻したところで入庫。
ダンパーをはじめ、周辺のブッシュ類。新車から無交換でここまで使ったバッテリー、各種油脂類、とほんとうに一通りの消耗パーツの交換とコンディションのブラッシュアップが行われるのです。
てやんでえ、整備なんて知ったことか、こちとら残価設定ローンで、5年後には乗り換えだ、そもそも自分のものでもないのに、整備なんかして、どうして大切に使わなきゃならねえんだ、とおホザきのそこのあなた。
それもまたカーライフ。ですが、楽しかあないでしょうなあ、きっと。
さて、こちらは楽しくて仕方がないカーライフの話です。新車時、といってもB子さんはディーラーの試乗車あがり(爆)。無理をいって、これをくれといって懇願し、たしか2000kmに満たない距離で手元にやってきますた。
納車の翌日にトクイチオートへと出向き、日本の、この環境に合わせたセッティングを施したうえで使いはじめたのです。
タイアのエアにはじまり、燃料に至るまでトクイチオリジナルの最新技術ノウハウを投入しつづけた経緯はこのブログでも散々語ってまいりましたけれど、その甲斐あって調子は常に上がり調子一本!
距離を増すにしたがってトクイチのクルマに独特のフィールが強く感じられるようになるのです。
それでもクルマのパーツはすべてが消耗品ですから、タイアをはじめブレーキ系もほとんど一新。80000kmを目前にして、ダンパーのやれが目立ってきたのと、ミッションオイルの交換時期が重なったのをチャンスととらえて春のお手入れ祭り(祭りなんかーい)となったわけです。
バッテリーはここまで無交換。トクイチでは当たり前のことですけれど、下回りも帯電が解かれている関係で、冬明けだというのに異例にキレイに保たれています。
工場に入庫いたしますと、Aさん所有のAMG C63のサスペンション系パーツ品評会ですぜ(爆)。画像の一番手前がリアアクスルアーム。画像は旧パーツですが、じつはこれ、シリーズの終盤になって500hpを超えたあたりから採用されている、より大型でゴツい改良型へと進化しているのでした。
500hpを2輪のみで受け止めるための、その支えのパーツですからまさにキモ。多数のゴムブッシュが組み込んであって、物々しさ全開!すでに画像の背後の車体に搭載されております。よく観察しますと、構造も構成もすべてが強化されているのに気がついて戦慄いたします。恐るべしAMG。
これでまた10年間、500HPを受け止めるわけね〜。
そんなドロドロしたAMGをよそにw、ひたすら清々しいお姿のB子さんですが、果たして仕上がりやいかに。ううむ、クルマライフの中でも折り返し点と言ってよいポイント。
選び抜いたお気に入りを、大切に徹底的にお手入れしながら楽しんで使う。こういうのもまたカーライフ。ひたすら楽しいわけです。