画像は2004年の真冬にふとビスポークした吉田スーツのリネンスーツ。リネンのスーツだ、というだけでかなりゼータクだと思うのですが、なに盆栽ですから(一部意味不明)。
盆栽といいつつもシーズン中には毎週のように着て、今ではだいぶ身体のセンに沿った感じが出て、優しげな雰囲気を醸しています。心配していたリネン特有の縮みもたいしたことはなく、寸法直しも必要なさそう。
画像ではわかりづらいですが、小豆色に近いブラウンで、ポケットがスラントさせてあるのが特徴。ボタンにブラウンマザーオブパールを使ってさらにゼータクしております(爆)。が、この一着もサーティーズスタイルにだいぶ慣れてきたいま、着て見ますと まだまだ中途半端な印象は否めません。
お笑い芸人、あるいは道化となるのを恐れて(なってるし)、各部分のディテールを一般的なもののそれの寸法に若干近づけてしまったのが敗因ですが、それはそれで登場回数が増える結果ともなっております(爆)。つまりは着易い!こんな田舎町でもオフィシャルの場に着ていける!これは得がたいことです(爆死)。 どこが一般的なのかと申しますと、まずは2番目の画像のパンツの裾幅。ここの寸法でだいぶ悩んだキヲクがあるのですが、ハデーなサーティーズですとゆうに30cmいっちゃうか、というくらいなところを靴のサイズやその他オケイジョン(爆)を考慮して26cmにおさえてあります。通常は22cmくらいが限界といわれておりますからそれでもかなりキテるわけですが(汗)
結果、パンツのシルエットがテイパーが強めなものになり、歩行中にパタパタ(爆)ということが少なくて履きやすい。履き心地も一般的なスーツのそれと変わりません。股上は限界まで上げてあるので、それこそアバラ骨の直下までせりあがっていますが、それが履き心地のよさに直結しています。現在主流のスーツではこのあたりがローライズ気味、つまりは股上浅めとなっていて、履いたときに腰の辺りのなんともいえない落ち着きのなさとスリーピースとなったときにベストとの兼ね合いが「絶望的」となってしまうのが弱いところです。まあ来年には「いなくなっている」スタイルですから心配することもありませんがね。
さて、何度か洗って素材が落ち着いてきたところで、上着のフィットももうちょいとタイトに詰めたかったり、着丈も若干短めに詰めるとカッコよさそう。さらに2パンツスーツ(爆死)として、同素材が手に入るうちにもう1本今度はきっちり30cmのパンツ(完全意味明瞭)を仕立ててしまうのはアリだなあ、と妄想する毎日(ばか)。Vゾーンにもうちょいと余裕があれば3ピース化も、と考えたですが、これも吉田スーツさんのご意見を伺ってみましょう(爆)、というわけでビスポークをさらにビスポークするセカンドステップに突入すね>今シーズン・・・いざ店頭に出向くといい生地があって、それでもう一着(完全意味明瞭)というワナにはまらないようにしないといけませんが、ビスポークのタノシミは「着込んでからさらに手を入れる」、この辺りにもあるのでしょう。ううむ、タノシミだ~
嗚呼、物欲かぎりなく・・・ところで消費税おさめないと(撃沈)