嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

うな茶

2006-02-28 20:04:49 | 食・レシピ
0226jpg_009実体がよく見えずに申し訳ございません(爆)。なごやには「ひつまぶし」なるうな茶のバリエーションが存在します。刻んだうなぎを使うのがミソですが、これはうなぎを割く段階でうなぎが暴れたりすると雑巾のようにズタズタになってしまったりしてそのままではとても蒲焼としては供せない。うなぎだって抵抗せずに蒲焼にされてしまうのは癪でしょうから(爆)しかたがない、そんなうなぎの切り身の利用法として考えられたのがこのひつまぶしに使われる刻んだうなぎです。あるいは小ぶりなうなぎも蒲焼としては有難がられないのでひつまぶし向けとなります。かようにうなぎは養殖とはいえ天然の産物。工業製品ではないのですから柔軟な対応が必要となります。そのあたりを商品化した名古屋のお店に私も出向きました。「蓬莱」と「以ば昇」・・・いずれも評判の老舗ではありますが、わるいけど並んでまで食するものでもありません。うなぎの味はほとんどがタレの酒醤油みりんの味、そこへ身のコクが合わさってある一定の味を醸します。

とまれひつまぶしもいまでは蒲焼に並ぶ食べ方として定着した感があります。けしてB級グルメ天国のなごやだから、ではないと思います(爆)。すでに全国区で認知されつつあるひつまぶし、今夜はそれを供します。



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2 コメント

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ジョージさん、はじめまして! (oldpine)
2006-03-08 07:14:26
>海苔とわさびのコンビネーションに加えてゆず胡椒と大根おろしのコンビがある

初めてききました。ゆず胡椒に大根おろし・・・両方とも確か冷蔵庫にありますので、まかない食で試してみることにいたします。カナーリはまりそう(爆)。レポいたします。
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大分県の日田市にもひたまぶしと云うひつまぶしが... (ジョージ)
2006-03-07 17:15:35
大分県の日田市にもひたまぶしと云うひつまぶしがあります。なんでも名古屋まで行って日田流に手を加えたそうです。名古屋との違いは、海苔とわさびのコンビネーションに加えてゆず胡椒と大根おろしのコンビがあることです。それとお茶の換わりにだしで食べます。これに少しはまってます。
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