画像は、秋晴れの立科と八ヶ岳遠望。このところ、秋晴れが続いてサワヤカなのか、と思いきや、またもや南方由来の妙な湿気が立ち込めたりして不安定な空模様がやってきたりしております。
そんな中、いよいよトクイチオートから連絡があって、リセットの第一段階終了とのこと。
ううむ、一刻も早く引き取りに向かいたいのは山々なのですが(できれば泊まり込みで見学したいくらいです)、秋の行楽シーズンとやらでまたしても足止めを喰らっておりますw。
その間、たしかボクスター納車のおりにも手に取ったキヲクがある
こんなのとか、
こんなのにも手を出して楽しんでおります。kindle unlimited をぼんやり検索しておりますと、無数に出てくる911本がまたいけない(あほです、ハイ)。
手当たり次第にダウンロードしては読み漁る始末ですが、しまいには既読と未読がごちゃ混ぜになるカオスw。これQOL?
というか、911の歴史、というか経緯は当然のこと、年式ごとのスペックまでもうぜーんぶ暗記しちゃってるのでw、この手のガイド本がいかに浅薄なものかを確認するだけに終わっております。
さらに
新しく、とわいえメルカリですけど(爆)、こちらの新品未使用の個体を見つけてしまってソクガイ(爆)。
このCAR SHOEというドライビングシューズに特化したブランドは、80年代の終わりからずいぶんと目立っておりました。それまではドライビングシューズといえばレーシングシューズのことで、ソリッドな板のようなソールと編み上げのシューレースがお約束。
歩行はまず不可能なものだったところへ、スタイリッシュなモカシンやデッキシューズ由来と思えるティテールをもつローファースタイルにドライビングに特化したイボイボソールを組み合わせることで新しいジャンルを築いた嚆矢。
近年PRADAグループに買収されてしまってからはブランドカラーが変わってしまって、機能を果たさないモデルばかりで辟易していたのですが、これはPRADA買収以前のものです。未使用の個体はいまや本当に貴重。
ソール部分の作り込みが現行品とは段違いに凝っていて、耐久性もあるのが特徴です。PRADA以降はただの接着式のプレートのようなソールになってしまっていて、手の込んだ造りがどこかへいっちゃったw。
申すまでもなく、コストダウンでしょうなあ。職人さんも嫌気がさして辞めていったことでしょう(涙)。
画像は20年履いてるアフターPRADAの個体です。ハラコと呼ぶ、希少な素材をふんだんに使ったゼータクな一足ですが、ソールに貼られたプレートが踵まで回り込んでいないのに注目。
これですと長時間のドライビングでいちばん負担がかかる踵部分の圧力分散がうまくゆかず、ドライビングシューズとしては機能がイマイチなことがわかります。
コストダウンの弊害ですね。というか、元祖CAR SHOEが編み出して、守ってきたコアが失われているわけ。
もちろん履き心地にもひびいてまして、良心的な作り手がまたひとついなくなったかという印象。知らなきゃそれでいいんすけどw。なので、ビフォーPRADAの個体は本当に貴重です。
踵部分のC A R の刻印に注目でございます。
売主さんからは外装ブラックということだったのですが、日光の下では実質ダークネイビーです。旧ちゃんのインテリアには、さらによし!!
素材のすばらしさは買収されても(たぶん)極上で、やわやわな革にみせておいて吸い付くような履き心地をみせるのは相変わらずです。イタリヤモノに特有の使い心地ですね。
90年代当時、6万円に迫った定価を知る身としましては、目を疑うような安価で転がっておりましたので、思わず手を出してしまいますた(汗)。もちろん911に乗るときのための一足です。車内に置いておくか、とw。
クルマの引き取りまであと2日です。余計な買い物しないようにしないと(おわかりでしょうw)。
肝心のうちの旧ちゃんなのですが、なんでもブレーキキャリパーに蜘蛛がタマゴを産みつけていたんだそうな(爆)...次号へ